3月12日、私のふたりの上司が初めて会って新しいビジネスに向けて協力していくことで合意した。14時からの会議はお互いのCEO同士がほんの少し緊張するなかサンテック側の過去10年間にわたる売上の推移の説明から始まった。続けてこれから両社で追いかけていく大型案件の最新状況の説明と両社それぞれの立ち位置や協力体制の提案と質疑などを経てお互いを確認しあった。途中軽く冗談と笑いもでるほど和やかな雰囲気で終始した。よかった。私がサンテック(福岡)と初めて会ったのは2004年の前職での福岡勤務時期だった。思えば20年もの付き合いだ。途中2011年に香港に出て来るときも背中を押してくれたのはサンテックだった。どこの馬の骨とも分からない私を採用してくれたのがVTechだった。9年間をBusiness Development Director 正社員として働かせてもらった後、籍をサンテック香港に移しても尚、契約社員としてVTechで働ける機会も与えてくれたVTechとサンテック香港、感謝している。今回の面会を機に両社のビジネスが拡大することを願っているしそれに少しでも近づけるように努力しようと思っている。楽しみだ。
リターン率というのは、工場で働くワーカーさんが旧正月のお休みを利用して里帰りして休み明けにどの程度が工場に戻ってきてくれるかを表した数字です。コロナ前のそれは50~60%で毎年旧正月明けの生産がワーカーさん不足で危惧されたものです。それが今年は90%が戻ってきているというのです。更に聞くと一言「Economy in China is no good」とのことでした。要するにお金が欲しい。故郷では収入が得られないんだそうです。復帰した際には以前から一時金を渡していたのですが、そのスキームは今も継続しているとのことでした。金額は内緒(笑 日本のテレビでも中国経済の落ち込みはニュースで取り上げらていますが、こうして身近なところでも確実に経済の落ち込みは進んでいるんですね。