実録、HSBC新規口座開設 その3

Tsim Sha Tsui にある支店です。ビジネスアカウントはこのビルの4Fです。

HSBCに新規口座を開設する!その3です。昨日、申し込みに行ってきました。結果、口座を開設できることになったのかというと出来ませんでした。残念という訳ではなく開設できることになりましたが、昨日は出来なかったというだけです。理由は弊社の董事長は日本にいるのですが、会社の役員がどうしても顔を見せてサインが必要とのことでした。今日時点で95パーセント開設できると思うよと担当してくれたアシスタントマネージャーも言ってくれました。コロナウィルスが収束してまた、来てくれたらいいよという事でした。

という訳でHSBCに新規のビジネス口座を開設するのは恐るるに足らずという感じでした。当然、申し込みに当たって準備は必要です。実録、HSBC新規口座開設 その1、その2でも触れたと思いますがまず最初にインターネットの申し込みが必要です。資料をアップロードしてアポイントを取り付けます。準備する資料はBR (Business registration: 日本でいうところの会社登記証ですかね?)最新の決算書、それから一番かれらが注意深くチェックするのはビジネスの現況です。要するにお金の流れが正しく行われているか?という点を面談の中で厳しくみているように感じました。

サンテック香港のビジネスは中国の部品サプライヤーから仕入れた部品を日本へ送って日本のお客様へ販売するトレーディングビジネスとVTechへのコンサルティングビジネスです。これらのビジネスがキチンと実行されている証明としてPOとINVOICEのサンプルの提供を求められました。さらに私自身がサンテック香港の正式な社員あることの証明(雇用契約書:AGREEMENT)やサンテック香港とVTechとの間のコンサルティング契約書もコピーで提示しました。あとは既存の取引銀行の入出金の過去3ヶ月の記録を提示してほしいとのことでした。

今回は既存の日系銀行とのお金の流れを証明するステートメントを持参して居なかったので次の面会時に持参してくれればいいとのことでした。残念ながらコロナウィルスの規制が解ける6月ころまで一旦お預けという結果でした。でも、きちんと説明して資料を準備して申し込めば問題ないと思いますよ。お役に立てれば幸いです。