香港と日本間の船輸送費用

所さん、香港と日本間の船便が大変ですよ!

今日、知り合いに聞いた香港と日本間の船便に関するお話です。ご存知の方も多いかと思いますが中国で生産された製品について、急ぎや小物の場合を覗いてその多くは香港の港から日本まで船便で運ばれます。その船便のコストが今、とんでもないことになっているんです。

少し前にこのブログでもご紹介しましたが今、輸出で使うコンテナが不足しているんです。欧州に行ってしまったコンテナが全然香港に戻って来ないという状況は今も続いています。それも大きく影響してのことだと思いますが、香港から日本までの40フィートコンテナの船賃がなんとUSD2450(日本円で約254,000円)まで高騰しているんです。香港ドルではありません。米ドルです。コロナの影響を受ける前まではおおよそですが、USD100 – 150(日本円で1万数千円程度)でした。それが25倍近くに跳ね上がっているんです。どれだけ異常な値上がりかご理解いただけると思います。

理由はコンテナ不足です。通常、船の輸送の場合は目的地まで行く間にいくつかの港に立ち寄って空になったコンテナを集めて行ったり来たりしているんですが、今、そのからのコンテナがないので目的地から戻ってくる費用までを上乗せしたりして結果、こんなとんでもない値段に釣り上がっているようです。

さらに船会社は基本的に国レベルの企業が運営しています。フォワーダーさんは船会社のある意味、いいなりという背景もありそうです。それにしてもこの状況はさすがに大問題です。噂らしいのですが、中国のフォワーダー会社が集団で船会社を訴える準備をするめているとかいないとか・・・

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