香港人

決してプライベートには立ち入らない、それがルールだ。

昨日、知り合いの香港人に聞いてみた。MTRの中で大声でスマホで会話している人に周りの人は静かにしろと何故言わないのかと、すぐに笑って答えてくれた。
「MTRでスマホで会話してはダメってルールないからね」
「えっ?」
「言ってもいいけどきっと相手は会話はやめないよ」
「あなたに関係ないよって言われるよ。あはは」
なるほどそう言うことか!要するにルールにない、エチケットとかマナーとか言う日本では当たり前の周りに気を使うといった配慮という感覚はないんだな。日本では歩い意味ルールよりもマナーやエチケットが優先されている環境があると思う。でもここ香港では周知徹底されてルールという明確な約束ごとがすべてなのかもしれない。そしてその知人は続けて教えてくれた。
「映画館とかコンサートホールとかではスマホでの会話はNGというルールになっているよ。自分も映画館で前のおばさんに『うるさい、喋るな』と注意したことあるよ」と教えてくれた。
「そしたらおばんちゃん、どうしたの?」聞くと
「すぐに静かになったよ。だってルールだからね」
香港人は決してプライベートには入ってこないよ。相手にも干渉しないし自分にも干渉してほしくないと思っているのがほとんどだ。だからMTRの中で大きな声でスマホで会話していてもルールの範囲外だし干渉したくないからうるさくても注意しない。ある意味、自分の領域は自分で守るしそれ以外の部分には関わらない。
そうそれが香港なんだな、改めて認識した次第です。

今、中国行くなら「神カード」

15日間の短期ビザ免除はいつのことやら

昨日、友人に聞きたいことがあってWhatsApp経由で連絡をした。着信と発信の入れ違いのなかで何とかつながったのだけれどスムーズに会話ができない。「なんか電波悪くない?」聞くと「すみません、今上海なんです」と途切れ途切れの電波の中で返事がきた。「あれ?ビザは?」と聞き直したところで電波がきれた。電波が悪いのかそれともWhatsAppの使用規制なのか明確な原因は不明だ。普通の電話でかけなおして改めて聞いてみた
「ビザは?」
「5時間並びました(><)」
「えぇ5時間?」
「はい」
ビザの申請自体は代理でも受け付けているそうだが面談中にいろんな質問もあるし最後に本人のサインも必要なので結局本人じゃないと出直しになるとのこと。それにしても5時間は長いなぁ~申請してから3日でビザは入手できたとのこと。それで気になっていたAPACカードの効力についても聞いてみた。「APACカードを持っているとビザは不要って本当なん???」「本当です、神カードって呼んでますよ(笑」 イミグレをスルーで通過できるらしい。よかった今後使って久しぶりに工場に行ってみようかな 🙂

これが巷で噂の「神カード」中国に行くときはお忘れなく 🙂

香港中国間の往来が自由に!

日本人の中国入境には依然としてVISA必須

はぁ~(><) 本日(2月6日)より香港の入境時の規制が大幅に緩和されました。具体的には48時間以内のRATテストで陰性を確認することと入境後に5日間自身でRATテストで自己観察すること以外特に条件はありません。以前のような強制隔離やPCRテストによる陰性証明書の提示などが完全に撤廃されました。さらも中国本土と香港の間の往来についても大幅に規制が緩和されました。1日の往来人数の制限もなくなってPCRテストや強制隔離も撤廃です。ただし日本人が中国に入る際にはその目的に合わせたVISA取得が必須とのことです。日本人にとっての中国渡航については更なる規制緩和を待つ必要がありそうです。とは言え、香港と中国間の往来がこれだけ緩和されると香港内の経済面の回復は一気に回復しそうです。依然として中国政府が日本への団体渡航を制限していることで香港や日本以外のアジアの国々へ旅行する人が増えるでしょうね。日本政府と中国政府の駆け引きが面白いですね。中国政府は日本政府が中国人の入境規制を撤廃するまで団体旅行を許可しないでしょう。経済の回復を一日でも早く願う日本政府が中国人の爆買い無しにいつまで我慢できるか中国政府はイヒヒって感じで見ているんでしょうね。
この往来の規制撤廃について個人的にはさほど大きな影響は受けないんんですが、電車の中に中国人が増えるのがちと憂鬱になりますね。さらに何かと用事で行く機会の多い「尖沙咀」でも多くの中国人が押し寄せると思うともう行くのやめようかなって気になりますね。まぁいづれコロナ前の「普通」に戻ることを目標にいろんな規制や制限を耐えてきたわけですから規制撤廃を喜ぶべきなんでしょうが・・・・今日はちと複雑です。

Time Flies & Offsite meeting

あっと言う間に1月が過ぎ去ってしまったことは前回このブログで書いたところですね。12月、1月と仕事という仕事はほとんどしていないんで後ろめたい気持ちでいっぱいです。

VTechでは毎年2月にオフサイトミーティングと言う全社あげての今年一年間のビジネス方針というか取り組みを話し合う会議が行われます。その会議に合わせて各々の部署が一年間の方針やアクションプランを発表するんですが、日本マーケットの責任者としてアイディアを出すように指示を受けてたんです。そこで私が提出した内容は下記です。

1)日本にブランチオフィスを設立する。
2)日系EMSとの業務提携を図る。
3)中国に日系企業と合弁会社を設立する

です。1)については日本からのビジネス(売上・利益)もある程度増えてきているし日本に窓口となる事務所を持って新規ビジネスの獲得をさらに加速させるのもいいかなと思ってのことです。2)についてはVTechにとっては直近では際立ってのメリットはありません。ですが長期視点からみるときっと競業という関係が構築できればビジネス拡大に役に立つはずです。3)は将来のビジネス拡大の種まきです。中国市場はこれから無視して進めない大きなマーケットです。今今は政治的な緊張や感情的な嫌悪感が障害になってはいますがビジネス面からみて中国に進出してビジネスを拡大したいと考えているいる日系企業と合弁会社を立ち上げてVTechでその製品を製造するというビジネスモデルはきっと成功するでしょうと勝手に考えています。もしこのブログを見て「そっか」と閃いた方がいらっしゃいましたら直接メールでご連絡をお願い致します。楽しく明るく一緒にお仕事しましょう 🙂

オフサイトミーティングには私は参加はしませんが、結果は別途このブログでできる範囲でご紹介しますね。楽しみにしていてくださいね。

家族でたまにいくイタリアンレストラン PICI のモッツァレラチーズです。PICI ってイタリア語でパスタのことなんですって、知らんかった 🙂