1億1424万円のクロマグロ

5日、豊洲市場のは初セリで!

漁師歴30年の青森県大間町の漁師さん親子が12月31日に釣り上げたクロマグロが5日、豊洲市場の初セリで1億1424万円(過去4番目の高値)で競り落とされたとヤフーのネットニュースでみました。能登半島大地震、JALと海保機の大事故と年明けから悲しいニュースが続くなか明るい話題でいいですね。競り落とした会社の社長さんのコメントを読んで日本の食べ物がなぜ美味しいのか?その訳が分かったような気がしました。社長さんのコメントは、どのマグロにしようか悩んだが鮮度感と発色の良さが決め手になった。」というものでした。このコメントを読んで私はハッとしました。いいものを見極める能力の上に料理の技が加わって美味しい料理ができるんだじゃないかと思ったんです。自然界の中で同じ種類の魚や野菜、果物などがありますよね。同じくらいの大きさ、同じ時期、同じ産地で採れたものであっても食べると微妙に味が違ったりする。いいものを見極めてその素材の味を殺さないように調理していく。高級料理店の板前さんやシェフ、一般家庭の主婦とその差こそあれ見極める能力、素材の味を活かして料理を仕上げる。これ目利きが和食文化を支えているんないかと今更ながら再認識した次第です。1億1424万円のクロマグロが教えてくれました。こりゃ春から縁起がいいやッ 🙂

この子が1億1424万円のクロマグロちゃん 🙂