バスで澳門(その2)

澳門イミグレで指紋登録してきた!

思い立って(思い立ったのは先週ですが 笑)昨日バスで澳門へ行って来ました。主な目的は澳門側のイミグレでパスポートを提示することなく通過できるようにHKIDを登録することでした。お蔭様で無事に登録できました。パチパチパチパチッィ~
自宅マンションの下にあるMTR 調景峯駅から電車に乗ったのが9時15分頃でした。調景峯駅は九龍サイドを東西に走るMTR觀塘ラインの始発/終点駅です。さらに北角駅から康城(ロハスパーク)駅と寶琳(ポーラム)駅をむすぶ将軍澳ラインの乗り換え駅でもあり九龍サイドに行くにも香港サイドに行くにもとても便利なところです。電車に乗ってまずアジア最大の仏像が山肌に座るNGONG PIN 360がある東涌(トンチョン)駅を目指します。途中、電車を2回乗り換えて約1時間程度で到着しました。九龍サイドからHZMB(港珠澳大橋)へ行くルートは空港までのリムジンバスを使うなどいくつかあるのですが今回はMTRで東涌駅経由にしました。東涌駅につくと旧正月前で早めにお休みをとったのかな?大陸からと思しき多くの人が先頭の旗を目印にぞろぞろと歩いていくのが見えました。珠海経由で故郷へ帰省するのかそれとも澳門観光が目的なのかは分かりませんが大声で周りを気にせず振る舞いは大陸の方々の特徴です。最近は皆さん香港に来ても宿泊はせず当然、爆買いもせず、日帰りで深圳戻って食べて泊まるというパターンが基本だそうです。話がそれてしまった(汗

なぜか黄色い壁のスターバックス 🙂


東涌駅からはバスでHZMBの出国イミグレまで移動します。B6と書かれたバス停から乗車して10分程度で到着します。イミグレの建物に入ると正面に横一線に何台もイミグレのマシンが並んでいるののが見えます。Hong Kong Residenceのマシンの前でスマホの「e道(eChannel)」アプリでQRコードを出して読取機にかざして顔認証を経て通過します。中に進むと東涌駅で見た大陸の方々の集団もしっかり到着されていました。6台程度が並んだ自動発券機でオクトパスを使って香港と澳門までを陸路でつなぐ HZMB(Hong Kong Zhuhai Macao Bridge)をバスで渡るためのチケットを購入します。65歳以下はHKD65です。子供料金はありません。人の流れと表示を見ながら進むとゲートで係員がチケットのQRコードを読取りしてくれます。ここはなぜかまだ自動ではなくてマニュアルなんです。きっとそのうち監視カメラ付きの自動ゲートになるでしょうね。人の流れについて建物を出て進んでいくと金色のバスが何だいも出発待ちしてならんでいるバス停です。誘導する係員の指示で乗り込んで座席がほぼ埋まると出発です。時刻表などはありません(笑 なんと合理的なシステムなんでしょう!

ポルトガル料理を楽しめるレストラン Litoral 運よく予約なしで入ることができました。

香港イミグレから澳門イミグレまでHZ MBは約40分です。きっと普通自動車だったら30分はかからないでしょう。何故かと言うと2階建バスがしっかりと制限速度を守って安全運転で進むからです。乗っていると少しストレスを感じるくらいにノロノロと進みます。周りがずっと海なのでスピードを図る目印になるものがないせいか余計に遅く感じます。きっと海風を警戒しているんでしょうね。安全第一です。澳門イミグレに到着です。建物に入るとそこはまぎれも無くその色使いといい鉄パイプを使って人の流れを規制するやり方といい、雰囲気は中国深圳のイミグレとそっくりです。無機質にだだっ広い空間づくりまでそっくりです(笑

さて本題です。ビルに入ってすぐのところで背の高いパーティションで仕切られたスペースがあります。事前自動登録所(たぶんそんな表示でした。正確な表記は忘れました。ごめんなさい)と書いてあり3~4人が並んでいました。事前にインターネットで調べてみると11歳以上で香港永久居民が対象とのことです。(11歳~17歳は親と一緒に登録が必要です)列にならんで順番を待ちます。さほど待つこともなく意外とスムーズに流れて順番が来ました。パーティションまで進んで椅子に座ります。イミグレの女性係官は氷のような表情をしています。HKIDを差し出すと氷の表情を変えることなく受け取ったHKIDを片手に持ちながらパソコンの画面と照会を始めました。きっと私が日本人であることを認識したはずです。尖閣諸島は我々の国土だぞと心の中で思ったのかどうかは分かりません。数十秒の間、氷のプレッシャーを受けながらじっと無言のままただただ待ちます。そして無言のまま顎をちょんと前に動かして指紋読み取り機に親指を乗せろと指示してきます。最初に左の親指、なかなか読み取ってくれません。指をぐりぐりと押し付けて何とか左が登録完了、ふぅっとため息をつく間もなくまた顎で右と指示してきます。左と同じようにぐりぐりとセンサー部分に押し付けますがなかなか読み取ってくれません。すると氷の女性係官が業を煮やしたのか私の親指を握ってさらにゴリゴリと押し付けました。無言のプレッシャーの中でなかなか読み取ってくれないセンサー、少し不安になりかけたその時でした。氷の女性係官が小さく笑ったんです。一瞬の笑顔でした。私はホッとするどころか驚きました。無事に読取も完了して次は顔認証です。すぐに氷の表情に戻った女性係官がまた顎でカメラを見るように指示してきました。平均的な大人の顔よりも大きめの顔の私は認識されやすいのでしょう。カメラも素直に認識・登録が完了しました。指紋と顔の登録が無事に終わって椅子から立ち上がろうとした時、氷の女性係官が口を開きました。「You can use today」 「Thank you」 とだけ答えました。その後、無事に澳門側のイミグレでパスポートを提示することなく通過できました。これでマカオに来る回数が増えるでしょう。私の視点で見つけたり感じたマカオ情報を不定期ですがアップしていきますのでお楽しみに 🙂

旧正月が明けるまでは

年が明けても不思議な期間

新しく年が明けたというのにここ香港に住んでいる者にとっては、旧正月までの期間がとても不思議な期間となります。カレンダー上ではすでに年末のせわしない雰囲気と新年のすがすがしい気分を過ごしたのに街に出かけるとスーパーや商店街では恒例の中華風の音楽があちこちから聞こえてきていやがおうにも紅色の旧正月の雰囲気に包まれます。香港の人たちにとっては当然ながら旧正月のほうがその思いは圧倒的に強く気持ちも盛り上がっていくようです。ところが日本人の私にとってはクリスマス休暇から始まった年末のまったりしたこの期間から旧正月までの間はとても不思議なフワフワした期間になるんです。日本側は今日、1月8日が仕事始めの区切りだと思います。はやい人は先週4日にはすでに出勤している人も多いかもしれませんが、いづれにしても会社はすでに新年のスタートをきっているはずです。ですが前述のように今、こっちはフワフワした期間の真っただ中です。しばしの間ご容赦ください 🙂

1億1424万円のクロマグロ

5日、豊洲市場のは初セリで!

漁師歴30年の青森県大間町の漁師さん親子が12月31日に釣り上げたクロマグロが5日、豊洲市場の初セリで1億1424万円(過去4番目の高値)で競り落とされたとヤフーのネットニュースでみました。能登半島大地震、JALと海保機の大事故と年明けから悲しいニュースが続くなか明るい話題でいいですね。競り落とした会社の社長さんのコメントを読んで日本の食べ物がなぜ美味しいのか?その訳が分かったような気がしました。社長さんのコメントは、どのマグロにしようか悩んだが鮮度感と発色の良さが決め手になった。」というものでした。このコメントを読んで私はハッとしました。いいものを見極める能力の上に料理の技が加わって美味しい料理ができるんだじゃないかと思ったんです。自然界の中で同じ種類の魚や野菜、果物などがありますよね。同じくらいの大きさ、同じ時期、同じ産地で採れたものであっても食べると微妙に味が違ったりする。いいものを見極めてその素材の味を殺さないように調理していく。高級料理店の板前さんやシェフ、一般家庭の主婦とその差こそあれ見極める能力、素材の味を活かして料理を仕上げる。これ目利きが和食文化を支えているんないかと今更ながら再認識した次第です。1億1424万円のクロマグロが教えてくれました。こりゃ春から縁起がいいやッ 🙂

この子が1億1424万円のクロマグロちゃん 🙂

APAC Business travel card

香港ではネット申請が可能です。

巷では「神カード」とも呼ばれている通称”APACカード” 正式には APAC Business travel cardというんですね。今もってるAPACカードの有効期限が3月で切れてしまうので更新しようと思って総務のアシスタントにき延長するように申請してくれないか聞いてみた。すると「更新は出来ないので都度申請が必要なのよ」、「あらそうなの」ということで申込み先や必要書類、それに注意事項などが載っている政府のリンクをメールで送ってくれた。pdfページに必要事項を記入してカラー印刷、家から持ってきた55x45cmの証明写真を糊付けしてパスポート、HKIDのコピーを準備した。あとは会社からの政府に対するAPACカード発行依頼レターだけだ。申込みしてもらおうとアシスタントのところに書類をもって行くと「ネットで申請できるわよ」とのこと!「へっ?」リンクを送るからと言われて会社発行のレターのpdfも準備してくれた。家からもってきていた写真をスマホで撮ってJPEGに変換、申込書類は同じ内容をネット上に記入、パスポートとHKIDもpdfでアップロードして申込み完了!

もしかしてと思って外務省のページを見てみるとやっぱりだ。日本は申し込み用紙に記入して郵送で申請するんですね。そりゃ3カ月待ちになるのも分かりますね。お疲れ生です 🙂

新年明けましておめでとうございます。

ランチと為替レート

2024年がスタートしました。初日から石川県で大きな地震が発生して多くの方が亡くなるという災害が発生したかと思うと昨日は羽田空港で旅客機と海上保安庁の飛行機が滑走路で衝突して5人の方が亡くなるという事故が発生しました。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。厳しい年明けですね。

ところで、香港の年始休暇(祝日)は、1月1日のみです。基本的に年末12月31日までしっかりお仕事です。1日を祝日としてお休みすると2日から出勤するのが通常です。私は昨日2日は有給休暇でお休みを頂いて今日3日が仕事始めです。)つい日本人の性で「お休みを頂いて」と書いてしまいましたが香港ではこのお休みを会社から頂くという考え方がありません。有給休暇は従業員の正当な権利でありその権利を行使するといった考え方が基本です。VTechに入社したてのころお休みをとった後で上司のCEOに「thank you」と言うと変な顔をされてなぜ礼を言うんだ?と聞かれたことがあります。それくらい有給取得に対する考え方が日本と海外では違うんですね。
先週このブログでご紹介したように年末はマカオで忘年会を兼ねて美味しいポルトガル料理を楽しみました。仕事始めの今日のランチは会社近くの茶餐廳(チャーチャンテンと読みます。ローカル食堂です)でお昼の定食を頂きました。暖かい飲み物がついてHKD52です。香港ドルと日本円の今日の為替レートで単純計算するとと¥944円です。少し持ち直している雰囲気は感じますが、それでも単純計算した結果は実際の消費者感覚とは少し極端すぎると思っています。実際、今日ランチで食べた揚げた豚肉をごはんに乗せたワンプレートは私の感覚では750円程度の感覚です。テレビのニュースでもアメリカに旅行で行った人へのインタビューでハンバーガーが3000円とは信じられんとかコメントが見られますがちょっと異常ですね。価格が異常という意味じゃなくてUSドルで給料をもらっている人がUSD15、18ドルって普通なんじゃないかなとも思うんです。いずれにしても為替を単純計算すると世の中を見誤る可能性がありますので注意したほうがいいと思っています。改めまして2024年、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

最近のマイブーム、HKD95(JPY1725)ありえへんと言いたくなりますね 🙂

今年もお世話になりました。

サンテック香港 忘年会 in MACAU

12月25日クリスマス、忘年会を兼ねて特に親しい友人達と一緒にマカオに行ってきました。バスで移動できるようになったので船酔いする人には特にお勧めです。一番の楽しみはポルトガル料理のレストラン Restaurante Litoral Taipa の「アフリカンチキン」です。友人達に食べてほしくてマカオ行きに誘った次第です。ネットで調べてみると「アフリカンチキン」はポルトガル料理の代表的な料理だそうです。昔むかし世界中を航海していたポルトガル人が途中の寄港地からマカオに持ち込んでマカオで進化した結果の料理のようです。一見すると華やかさのない地味な印象ですが煮込んだ鶏肉にたっぷりとかけられたソースが絶品なんです。一口食べると???なんだぁ~この味は?何が入っている?と今まで食べた事のないその味に頭が混乱しながらも口の中はその味と旨味でいっぱいになります。少しピリッとスパイスのきいたまろやかな甘みのソースがたまらなく美味しいんです。一緒に行った友人達も「んんまぁ~」と味わってました。すぐにもう一皿を追加しちゃいました。機会があれば「アフリカンチキン」ご賞味あれぇ~

今回のマカオ行きにはアフリカンチキンの他にもうひとつ秘めた目的がありました。それはポルトガルウィスキーを買うことでした。マカオの観光地「セナド広場」の近くにあるマカオ雑貨をたくさん置いてあるお店で偶然見つけたお酒です。14度程度とウィスキーにしては低めのアルコール具合ですが特徴は何と言っても甘いんです。南国のマリブみたいな甘さではなくてマカオ名物のエッグタルトベースの濃い甘さにウィスキーが効いてるトロっとした味なんです。前回来た時にビルのかわいい外観に誘われてふらりを入ったその雑貨店、昼間から出来上がって赤い顔した店長に無理やり試飲させられたのがきっかけです。この日聞くとイブに飲みすぎて今日は店に来てないんだよと若いレゲー風の店員さんが笑いながら言ってました。日本の中のいいお酒好きのお客さん向けと自分へのプレゼントで2本を買いました。試飲した友人も即決して買ってました。夜、ひとりでチビチビ飲むが今から楽しみです。

Time flies so fast. あっという間の一年でした。兎年のせいか?それとも自身の年齢のせいなのかは分かりませんが360日があっという間に過ぎ去って今年ものこり5日となりました。毎年のことではありますがやり残したこと、やり残したことさえ忘れてしまったことなどありそうですが、何とか今年種まきをした芽が来年には花となって実をむすんでくれることを願っています。お客様はじめお取引先の皆さまお世話になりました。来年も引き続き宜しくお願い致します。

Annual Dinner of VTech Malaysia in 2023

躍動する若人の光と影と

全従業員1000名以上が参加するとさすがにその熱気に圧倒された。先週、VTech マレーシア工場の2023年アニュアルディナーに参加してきた。2018年に日系企業さんとの縁で譲り受けた工場だ。当時の従業員の数はオペレータさん含めて700名程度だった。5年経ってその数は1200名程度まで増えた。当然、工場の売上も大幅に増えた。(正確な金額は内緒です)米中間の緊張の影響もあってVTech東莞工場で生産していた製品をマレーシアへ移管したり、新規のマレーシア生産を指定されるプロジェクトもあっての売上増加に伴うオペレータさんの増加だ。工場は若いオペレータさん達の熱気とともにフル稼働している。元気な工場だ。その熱気をそのまま映し出したような華やかなアニュアルディナーだった。男性、女性問わず会場の誰もが思い思いのドレスやタキシードで着飾っている。肌の露出の多いドレスをまとった女性たちのスパンコールが照明に映えてセクシーすぎる。普段、工場の生産ラインで黙々と作業を続けているオペレータとしての雰囲気は一切見えない。この会場での食事やコンサート、エキシビションなどを心から存分に楽しんでいる姿をとても嬉しく白酒を飲まされながら眺めていた。きっと来週からはまた生産ラインについてもくもくと作業を続けるんだろうな、この1000人以上もの若者達はどんな夢を持って日々を過ごしているんだろうかと考えた。もし明日、VTechが倒産して仕事がなくなったら彼らはどうやって生きていくんだろう。唐突にそんなことを考えた。そしてビジネスを獲得すること、売上を拡大することが彼らの幸せにつながるんだと改めて自覚せざるを得なかった。とても心に残った 2023年のアニュアルディナーだった。

翌日のフライトで香港に戻ったのは夜の8時を過ぎていた。急ぎの用事があったのでタクシーで市内まで移動することにした。ドライバー行き先を告げてスマホをいじっていると「Are you Japanese?」と若いドライバーに声をかけられた。「ハイヤァ~ウォハイ ヤップンヤン アァ」と広東語で返すと笑いながら一気に質問攻めにあった。以降は広東語、英語を交えて楽しい車内となった。来年彼ははUKに行くことを検討しているという。聞くと1997年以前の生まれでUKのパスポートを持っているとのこと。彼女と一緒に移住することを計画しているとも言っていた。マレーシアのアニュアルディナーでみた若者達と同世代のタクシードライバー、トランクからスーツケースを下ろしてくれた時には頑張ってと思いを込めて握手をして別れた。彼は笑顔で「Thank you」と言ってくれた。心から応援したくなった。

SHIWASU

師走

お坊さんも忙しくなって走り回る12月と聞いた記憶があります。香港人にとってはは旧正月のほうが重要なので12月といってもさほど特別な雰囲気はなくて、単に一年の最後の月といった程度で捉えているようです。気候も今年は例年どおりでさほど冷え込んでなくて昼間は24度程度、夜は16度程度といった感じです。子供のころはお正月が近づくにつれてそわそわした気持ちになったものです。家々の玄関や門には注連飾りや門松などの飾りつけが始まるとそれこそ一年の終わりと新しい一年の始まりを肌で感じられたものですが、最近は年賀状も書くこともなくなったし街中の雰囲気もすっかり色あせてしまったような気がします。それがいいとか悪いとか言うつもりは無くて時の流れなんですかね。
香港の2024年の春節は2月10日(元日)から13日までです。きっと一月に入ると街中がそれなりにざわざわしてくることでしょう。

SHANGHAI CRAB

上海ガニと円安と・・・

甲羅を手前からグイッと引きはがすと濃いオレンジ色したミソが見えます。食べる前からその味をほっぺたが思い出して無言ながらもにまぁ~っとしてきます。昨日、日本からのお客様を交えてベストシーズンのSHANHAI CRABを頂きました。場所は香港島 Causeway Bay にある穴場のレストランだそうです。同僚が前に行ったころがあって美味しかったとのことで事前に予約してくれていました。個人的にはレストランによって味が変わる要素はほとんどないと思うんですが、恐らくゆでる時間くらいの差でしかないのかなぁ~と思っています。甲羅を取られて左右に広げた足を持って二つに割ります。そのままオレンジ色のミソをすぼめた唇でつつくと濃厚なペットりした何とも言えないペースト状のものが舌に絡んできておいちぃです。

紹興酒と一緒に食するとなんとも言えないおいしさです。香港人も確かにい無口になっていました 🙂 最初にカニさんが2杯づつ提供されてその後に食事としてライスに中国版のソーセージ、醤油で煮詰めた白身のお魚等のコース料理です。お客様もニコニコして満足されていたようで良かったです。ちなみに気になるお値段ですが、4人のコース+ちょっと高めの紹興酒が2本でHKD6,000程度だったそうです。
日本円に換算しても今の円安の状況ではあまり意味がありませねんが¥116,000です。昨日、お客さんが香港空港で¥10,000を両替したそうです。HKD486だったそうです。びっくりです。当分この円安は続くんでしょうね?

初めてのバスでMACAU(その1)

ネットで調べてみた。「MACAU」はポルトガル語で「MACAO」は英語表記とのことでした。1999年まではポルトガルの植民地でした。その後、中華人民共和国の特別行政特区となり現在にいたっています。なぁ~んて書いてありました。そんな歴史のある地域へ先週、バスを使って行ってきました。私が住んでいるのは香港の東側に位置する「将軍奥」という地域です。マカオまでバスでいくルートはいくつかあるのですが今回は空港までリムジンバスで行って、香港イミグレを徒歩で通過するルートを選んでみました。自宅マンションの下に大きなバスステーションがあります。時間的に余裕がある旅なのであえてバスを選んでみたんです。なんてったって、香港は60歳以上は公共機関の乗り物は一回の乗車あたりHKD2.00で行けるです。残念ながらエアポートエキスプレスは対象外で普通運賃だとHKD110かかります。これがバスを選んだ最大(?)の理由です(笑
自宅マンションからA29というオレンジ色のリムジンに乗って約40分程度で空港着です。途中、10ヵ所くらいのバス停を経由しましたが平日の昼間ということもあって渋滞もなく至ってスムーズでした。バスは空港のターミナル1の出発ロビーの正面に着きます。エスカレータを使って到着ロビーまで降りてマカオ/珠海行きのイミグレを歩いて目指します。到着ロビーの端のエレベータでGFへ降りてイミグレ行きのバス「B4」のバス停を探します。途中、係員のおばちゃんに行くとニコニコしながら「ビーセイ、ビーセイ(広東語)で教えてくれました 🙂


バス停で暫く待っていると香港では珍しい2階建てじゃない平屋のバスです。乗り込んで10分弱でマカオ/珠海行きのイミグレに到着!オクトパスでマカオ行きのバスのチケット(HKD65)を買ってバス停へてくてく歩きます。途中、中国人並みに大声で話す日本人の団体さんをやり過ごしてマカオ行きのバスに乗り込みます。特に時刻表的なものはなく乗客がいっぱいになると出発するといった適当さです。二階にのぼって気に入った席がない場合は一旦、バスから降りて次のバスを待つことも普通にできます。この緩さもいい感じです。
さほど待つことなくバスはマカオに向けて出発してすぐにHong Kong ZhuHai Macao Bridgeに入ります。二階建てバスは海上では風の影響を受けるのはスローペースの運転です。安全第一ですね。30分ほどでマカオ側に到着です。バスから降りると中国深圳の雰囲気です。臭いまでそっくりです。イミグレの審査官のつっけんどんな対応も深圳そのもの、それもそのはず、ここは紛れもなく中華人民共和国なのですから!飾り気のないホールを出るとバスのロータリーが広がって見えます。さぁマカオ市街へ出発です。(つづく)美味しかったポルトガル料理や泊まったホテルの情報など次のブログでお届けしますね。