Hong Kong Sevens 2021

香港ラグビーユニオンは、来年2021年の香港セブンスを11月に開催すると発表しました。毎年、4月第1週の週末3日間に開催されていました。今年2020年はコロナの影響で一旦、10月開催に延期されたのですが、結局中止になってしまいました。私の周りでも4月開催は難しいという声が多く聞かれていました。当然、コロナの感染状況が開催を危ぶむ大きな理由ですが、メインスポンサーであるキャセイパシフィックの業績が思わしくないこと、同じくメインスポンサーのHSBCの業績不振も理由だろうと思います。でも、私は11月でも正式に開催するという意思表示をした香港ラグビーユニオンの意思に心から賛同しますし、なんとか実現してほしいと願っています。ご存知のように最近の香港はネガティブなニュースばかりを世界に発信し続けています。でも、私は以前の香港と今の香港と比べてコロナ以外は特段大きく変わった印象は持っていません。確かに政治的な制限はあるのでしょうが、(これから感じるようになるかもしれませんが、)現時点では不自由さはありません。香港セブンスは世界を転戦するワールドシリーズの中でもアメリカ大会とならんで、3日間開催の注目される大会です。世界中からクレイジーなラグビー好きやそうでない老若男女がやってくる香港最大のスポーツイベントです。2021年、コロナをやっつけた証として11月に盛大に盛り上がってほしいと願っています。

げッ!コンテナが足りない!

香港や中国の華南地区でコンテナが不足していることを皆さんはご存知でしょうか?
ご存知のようにコロナ禍の影響で俗に言う「巣ごもり需要」は拡大しています。実はこの巣ごもり需要は特に日本に限ったことではなくて、世界中で家の中のアクティビティが盛り上がっていることもあって世界中でこの「巣ごもり需要」は広がっていることは容易に想像できます。その需要に向けて実は「Made In China」の製品の需要はこのコロナ禍においても更に拡大しているんです。米国や欧州にむけて巣ごもり族の欲求を満たすために今まで以上に「Made In China」の製品が海を渡っているんです。

今日、午後1時過ぎの Tsim Sha Tsui 駅構内の写真です。ご存知の方も多いと思いますがここ Tsim Sha Tsui は、香港に来ると誰もが訪れる九龍サイド一番の観光スポットです。平日でも普段ならまっすぐ歩くことが難しいくらい人が行き来しているのですが、すっかり様変わりしてしまいました。

ところが、通常であれば何日もかけて海を渡ったコンテナは米国や欧州で生産された製品をいっぱい積み込んでまた中国や香港の港に戻ってくるのですが、米国や欧州の港では港湾労働者の数も激減しており産業自体もコロナの影響をうけて瀕死の状態で、出荷する物自体が少なくなっておりコンテナが中国に戻ってこないのです。中国のコンテナメーカーはコロナの影響もあって一時、生産をストップしていたのですが需要拡大に転じて増産を進めてはいますが、来年の旧正月までは需要に追いつかないそうです。このような状況下で日本向けのコンテナはどうかと言うと優先順位が下げられており、と言うかあれだけ米中の関税問題で応酬を繰り広げていたのにと言いたくなりますが、現実的には米国向けは優先されているようです。

結果、日本向けのコンテナが不足しており2~3週間の遅れが普通になっており返しの空のコンテナ代まで上乗せされている?のか輸出費用が高騰しているんです。中国武漢で発生したコロナの影響を真っ先うけて真っ先に復活した中国、恐るべしですね。

マクニカ福岡営業所

私は以前、マクニカという半導体の技術商社で働いていました。2003年から2008年まではマクニカ福岡営業所で九州地区の機器メーカー向けの営業マンとして勤務していました。マクニカは当時も今もそうですがアメリカの最先端の半導体を取り扱う専門商社でした。今は半導体だけではなく「技術商社」というコンセプトを軸に自動運転や医療など多方面に進出しています。マクニカ福岡では営業マンはいくつかの電機メーカーさんを担当としてルートセールスを行うのですが、そのうちの一社がサンテックテクノロジでした。最初に会った時の中川社長は、突然オフィスに取り扱っているICのカタログが欲しいと電話をしてきて、これから取りに行くからと会社のビルの下までスポーツタイプの自転車に乗ってやってきました。その時の格好は、Tシャツに短パンだったことを今でもはっきりと覚えています。正直「やばいな」と思いました。
その時からもう14、15年もの長い間ずっとお世話になりっぱなしです。2008年に香港駐在になったときも真っ先会いにきてくれました。ビクトリア湾に面した「ブルドック」というバーのテラスで深夜まで飲んだのがつい昨日のことのように思い出されます。

私が駐在員として赴任してきた2008年当時は、香港島側のビルには日系メーカーの電飾広告が多くありました。HITACHI Panasonic Sharp SANYO EPSON などなど、欧米の英語の電飾も多くありました。それが国際都市 HONG KONG だったのです。それが今ではほとんど全てが中国メーカーの漢字の電飾に変わってしまいました。やっぱり寂しいですよね。

待ちのストレス

「待つストレス」病院の受付やイベント会場での入場などでの順番待ちや申し込みをや試験結果の結果待ち、それからLINEやWhatsAppの既読後の返信待ち、いろんな待ちのストレスがありますよね。中でも私が最大級にじわじわとストレスをうける「待ち」はメールの返信待ちです。私が新卒で入社した会社の社員の指導書(経営計画書と呼んでいました)には、メールなどの問い合わせには24時間以内に返信せよ。とありました。さらに24時間以内に返信出来ない場合は、いついつまでに返信すると回答すること。これはお客様だけではなく社内においても厳しく指導されたゴールデンルールでした。

時には会ったこともない顔も知らない相手と重要な話のやりとりをするケースも増えてきています。メールに限らず前述のようにSMSには多くのコミュニケーション手段が溢れています。と同時にメッセージを送ってあるのに、それを見て認識してくれているはずなのに何も反応が返ってこない時のストレスは厄介です。送ったメッセージの内容の返信が自分にとってはものすごく重要で、でも、相手にとっては軽く受け流されてしまいかねない内容の場合は最悪です。送った側の自分のストレスは徐々にそして確実にそのレベルが上がって行きますよね。相手の性格やメールを受け取った時の対応を想像できる場合は尚更です。それが目上の人なんかの場合は更に更に最悪でしょうね。あいつメールみてくれたかな?忙しくてメール以外のことを優先してやっているのかな?返事の催促をしたほうがいいかなぁ〜ストレスの原因は大きくなっていくばかりです。

こうしてこれを書いている私も今、複数のメールや申し込みした結果の連絡を待っています。返事を待っているメールの中には催促をしたものもあります。でも、それらのメールに対していまだに返信は届いていません。イラついたり怒ったりしても仕方ありませんよね。そんなに気長にまって居られない内容なのですが、待つしかありません。はぁ〜こんな気持ち・・・疲れますね(><)

問題です:どこのもつ鍋でしょう?
正解はCMのあとで(ˆˆ)

WFH day 5

WFH、日本では聞き慣れない3文字ですね。「Work From Home」テレワークのことです。私が派遣されている会社は先週、香港政府の感染対策指導を受け入れて12月8日(火)からWFHを実施しました。今日で実質的には5日目です。自宅では娘もオンラインクラスです。毎週2回通っていた「公文」の授業もZOOMでの指導に切り替わっています。

つい先ほど、用事があって自宅近くの駅から3つ離れた駅まで行ってきました。いつもの年末のソワソワ感は感じられず心なしか人もまばらです。会社の同僚から聞いた最初のコロナ感染症の情報は11月でした。すでに1年以上経ってしまいました。何もないまま2020年が終わろうとしています。ふぅ〜

少し前の香港島の中心部 Causeway Bay の様子です。タクシーも客待ちで商売あがったりなんでしょうね。

香港のコロナ感染対策状況

香港のコロナ対策の内容をおさらいの意味でお知らせ致します。とは言っても香港政府は香港IDを持っていない人の入境は一切認めていないので香港へ出張や観光で来たいと思っている日本人にはあまり意味のない情報ですが「へぇ~香港ではこんな対策をしているんだぁ~」程度にご理解頂けるといいかと思います。
まず、香港への入境に関してですが前述のとおり香港IDを持っていない人は2021年3月31日までは入れません。また、香港IDの所有者は入境後に14日間の政府指定のホテルでの強制検疫が必要です。入境後のホテルまでの移動手段は政府が指定した手段で移動します。

但し、中国本土、台湾、マカオからの入境の場合(前述の場所以外に過去14日間に渡航歴が無い場合)は事前に検査を受けて証明されれば14日の強制検疫は不要です。
レストランや飲食店はテーブルにつけるのは2人まで、入店時に検温とマスクの着用が条件になっています。違反すると罰金 HKD5,000(JPY67,000円)もあります。

それからワクチンに関してですが、香港政府はすでに2社と供給について合意していると発表しています。そのうち、1社はシノバック(科興生物・中国)で、もう1社は復星医薬(中国)・BioNTech(ドイツ)・ファイザー製薬(米国)の共同開発ワクチンとのことです。供給が可能になっても私はすぐには受診しないつもりです(笑

プロフィール

こんにちは、サンテック香港 渡邊春喜です。初めて香港に来たのは2008年1月でした。その時は半導体商社の駐在員としての赴任でした。2010年に任期を終えて一旦、日本(大阪支社)へ帰任したのですがどうも当時の会社に馴染めず1年半ほどしてその会社を辞めて2011年10月に香港へ舞い戻って来ました。少しづつ自身の経歴については紹介していきたいと思っていますので、どうぞ引き続き宜しくお願い致します。

のんびり土曜日 in Hong Kong

先週に続いて特に予定のない土曜日、久しぶりに家族3人でランチをかねてお出かけしました。ここ数週間、香港は感染症対策が強化されたこともあって外出をずっと控えていました。香港政府が強化した対策規制の中には、公の場所での2人以上の集まりが禁止です。違反するとHKD5000(約¥67,000円)です。レストランでも一つのテーブルには2人までで家族であっても離れて座らなければなりません。

九龍塘の駅ビルにあるショッピングモール「フェスティバルウォーク」にある和食のお店「穴蔵」に行ってきました。いつも外食では海鮮丼を好んで注文する娘はなぜか今日は「とんかつ定食」、嫁さんはお寿司と天ぷらのセット御膳、私は迷った末に「かき揚げ丼定食」を注文しました。先週、オンライン授業の娘に黙って嫁さんとこっそり来ていたお店なので味の予測は出来ていました。かき揚げ丼、期待を裏切られました。残念!でもお寿司と天ぷらのセット御膳は普通に美味しくて何かとうるさい嫁も「やっぱ、これはアリやわ」と言ってました。

お寿司と天ぷらと小うどん(もしくはそば)がついて HKD188(約¥2,500円)です。おすすめですよ。

お腹いっぱいになってショッピングモールの中を3人でうろうろ、娘は13歳、日本だと中学1年生、身長ももうすぐ嫁さんに追いつきます。女子2人のショッピングに付き合うのはそれなりにシンドイです。波風を立てないように荷物を持ってあげてニコニコしながら後ろから付いて行くに限ります。すると嫁さんが「日本人の旦那はいっつも嫁の後ろからついてくるよなっ」「香港人をみてみぃ〜旦那はいっつも前か横を歩いてるで」「西洋人もそうや」「ほんま日本人だっけやで、ぅったくもぉ〜」と言ってました(泣

アップルショップは今日も多くの人で賑わってました。

コメディアン 小松政夫さん

コメディアンの小松政夫さんが亡くなったというニュースをNHKのニュースで見た。ご冥福をお祈りするとともにご遺族の方々に心からお悔やみを申し上げます。福岡出身だったんだ。ニュースで見て知った。78歳だったそうです。

「まだ若いのにねぇ〜」子供の頃に両親や周りの大人たちが誰かがなくなったという話をするたびに聞いたこの言葉、子供心になんで60歳や70歳前後で亡くなった方がをこう表現するのかさっぱり理解出来なかった記憶がある。「若い?」「えぇ〜全然若くないのになぁ」聞いてはいけない何か理由があるんだろうなぁとその時は思っていた。そんな疑問を解決することもなく今の歳になって、そんな事を不思議に思っていた子供の頃を思い出させてくれた出来事になりました。福岡出身の小松の親分さん、どうか安らかにおやすみください。

香港のラグビーシーン

We will suspend all rugby and touch roguby activities at all level from tomorrow 2nd December until such time as restriction are releaxed.
By Mr. Robbie McRobbie CEO Hong Kong Rugby  Union
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11月30日、香港ラグビー教会は香港政府のコロナ感染対策の強化措置を受けて、香港ラグビーのすべてのカテゴリーにおける試合を中止すると発表しました。それにともなって私が所属しているラグビーチーム、GaiWu Blossoms の2020-2021シーズン初戦もあっけなく延期されたのでした。

2019年の香港セブンスです。毎年4月の第一週末に開催されていた香港セブンスですが、今年のセブンスは一旦は10月に延期されました。結局、中止になってしまいました。来年は開催してほしいものです。