40ft/$20,000

えぇーッ アメリカまで船便が200万円?

今日、久しぶりに海運事情に詳しいお客さんにあいました。最近の深圳塩田港の状況を聞いたので参考までにお知らせしておきますね。コロナの巣ごもり需要で昨年から続いているコンテナ不足は今もなお解消どころか益々ひどい状況になっているそうです。なんと、以前は米国まで40フィートのコンテナ一本の費用が日本円で約20万円程度だったのが今は200万円まで跳ね上がっているというのです。米中の関税問題などどこ吹く風って感じで米国、欧州向けのコンテナは「Mabe in China」の製品をたんまりと載せて出荷され続けています。が、しかし、そのコンテナがいったっきり帰ってこない状況がいまだに続いているというのです。それでいて欧州や米国からアジア方面へ出荷するものがないために空に近い状態でコンテナだけが戻ってくる。そしてアジア地区から出荷されるコンテナにその分の費用が上乗せされているようです。

また、やっとの思いで確保できたコンテナも船自体の入港が遅れると出港日程も遅れ気味、せっかく元の日程に合わせてコンテナに製品を積み込んでいたのに港の手前で積み込み待ちで足止め状態、保管料まで払わされて踏んだり蹴ったりの状態だそうです。

4、5ヶ月前に塩田港でコロナの陽性者が確認されたときは港の周辺が一斉隔離状態になってその時に溢れたコンテナは2万本まで膨らんだとか!いやぁ〜深圳の出荷量、恐るべし!