SHANGHAI CRAB

上海ガニと円安と・・・

甲羅を手前からグイッと引きはがすと濃いオレンジ色したミソが見えます。食べる前からその味をほっぺたが思い出して無言ながらもにまぁ~っとしてきます。昨日、日本からのお客様を交えてベストシーズンのSHANHAI CRABを頂きました。場所は香港島 Causeway Bay にある穴場のレストランだそうです。同僚が前に行ったころがあって美味しかったとのことで事前に予約してくれていました。個人的にはレストランによって味が変わる要素はほとんどないと思うんですが、恐らくゆでる時間くらいの差でしかないのかなぁ~と思っています。甲羅を取られて左右に広げた足を持って二つに割ります。そのままオレンジ色のミソをすぼめた唇でつつくと濃厚なペットりした何とも言えないペースト状のものが舌に絡んできておいちぃです。

紹興酒と一緒に食するとなんとも言えないおいしさです。香港人も確かにい無口になっていました 🙂 最初にカニさんが2杯づつ提供されてその後に食事としてライスに中国版のソーセージ、醤油で煮詰めた白身のお魚等のコース料理です。お客様もニコニコして満足されていたようで良かったです。ちなみに気になるお値段ですが、4人のコース+ちょっと高めの紹興酒が2本でHKD6,000程度だったそうです。
日本円に換算しても今の円安の状況ではあまり意味がありませねんが¥116,000です。昨日、お客さんが香港空港で¥10,000を両替したそうです。HKD486だったそうです。びっくりです。当分この円安は続くんでしょうね?

初めてのバスでMACAU(その1)

ネットで調べてみた。「MACAU」はポルトガル語で「MACAO」は英語表記とのことでした。1999年まではポルトガルの植民地でした。その後、中華人民共和国の特別行政特区となり現在にいたっています。なぁ~んて書いてありました。そんな歴史のある地域へ先週、バスを使って行ってきました。私が住んでいるのは香港の東側に位置する「将軍奥」という地域です。マカオまでバスでいくルートはいくつかあるのですが今回は空港までリムジンバスで行って、香港イミグレを徒歩で通過するルートを選んでみました。自宅マンションの下に大きなバスステーションがあります。時間的に余裕がある旅なのであえてバスを選んでみたんです。なんてったって、香港は60歳以上は公共機関の乗り物は一回の乗車あたりHKD2.00で行けるです。残念ながらエアポートエキスプレスは対象外で普通運賃だとHKD110かかります。これがバスを選んだ最大(?)の理由です(笑
自宅マンションからA29というオレンジ色のリムジンに乗って約40分程度で空港着です。途中、10ヵ所くらいのバス停を経由しましたが平日の昼間ということもあって渋滞もなく至ってスムーズでした。バスは空港のターミナル1の出発ロビーの正面に着きます。エスカレータを使って到着ロビーまで降りてマカオ/珠海行きのイミグレを歩いて目指します。到着ロビーの端のエレベータでGFへ降りてイミグレ行きのバス「B4」のバス停を探します。途中、係員のおばちゃんに行くとニコニコしながら「ビーセイ、ビーセイ(広東語)で教えてくれました 🙂


バス停で暫く待っていると香港では珍しい2階建てじゃない平屋のバスです。乗り込んで10分弱でマカオ/珠海行きのイミグレに到着!オクトパスでマカオ行きのバスのチケット(HKD65)を買ってバス停へてくてく歩きます。途中、中国人並みに大声で話す日本人の団体さんをやり過ごしてマカオ行きのバスに乗り込みます。特に時刻表的なものはなく乗客がいっぱいになると出発するといった適当さです。二階にのぼって気に入った席がない場合は一旦、バスから降りて次のバスを待つことも普通にできます。この緩さもいい感じです。
さほど待つことなくバスはマカオに向けて出発してすぐにHong Kong ZhuHai Macao Bridgeに入ります。二階建てバスは海上では風の影響を受けるのはスローペースの運転です。安全第一ですね。30分ほどでマカオ側に到着です。バスから降りると中国深圳の雰囲気です。臭いまでそっくりです。イミグレの審査官のつっけんどんな対応も深圳そのもの、それもそのはず、ここは紛れもなく中華人民共和国なのですから!飾り気のないホールを出るとバスのロータリーが広がって見えます。さぁマカオ市街へ出発です。(つづく)美味しかったポルトガル料理や泊まったホテルの情報など次のブログでお届けしますね。