去日本?

同僚たちも日本へ

「去日本」・・・日本語として受ける印象は日本から出ていく「去る(さる)」だろう。ところが広東語で「去」は「行く」の意味だ。従って「去日本」とは「日本へ行く」という意味になる。ちなみに私みたいに香港に住んでいる日本人が日本へ行くときの広東語での表現は「返日本(ふぁんやっぷん」」で日本へ帰ると表現する。今朝、会社で仕事をしていると仲のいいITセクションのエリックがスマホを片手にやってきた。ニコニコしながらスマホの写真をみせてくれた。青空のもと頂に雪をまとった富士山が写っていた。「あー行ってきたんだね」そう言うと「うん、うん」と頷きながらスマホの写真をスライドしてみせてくれた。5~6歳くらいだろうか?ピンクの着物をきた一人娘が笑顔で富士山をバックに写った写真を何枚もみせてくれた。日本ではレンタカーを駆って長野、横浜、東京と走り回ったそうだ。「Thank you for your contribution to the economy in Japan(日本経済への貢献、ありがとう)」と礼を言うと「You are welcome」とのこと、次は夏に行くと言っていた。今朝、日本のニュースでオーバーツーリズムと円安が大きなが問題になっていると聞いた。海外へ行こうと思っていたけどGWは「安近短」で過ごすとの声ばかりが取り上げられていた。大企業やホテル業界などは大きく潤っているはずだ。その利益を従業員へ如何に還元していくかがこれからの日本企業の課題だろうな。日銀は当分の間は金利を上げないだろうと僕は読んでる。

Wong Tai Sin

パワースポット黄大仙に行ってきた

ふと思い立って先週末の土曜日に香港のパワースポット「黄大仙(Wong Tai Sin)に行ってきた。自宅を9時半頃にでて電車で20分程度で到着。数年前の旧正月のときにはごった返していた記憶がある。今日はさほど多くの人出ではなさそうだ。駅の出口を出るとお線香や飾り物を売っている出店が続いている。歩いていくと買っていきなよと声をかけてくる。無言で通りすぎて入口までは2分程度だ。左手の階段の横にエスカレータが新設されている。上っていくと広場にでた。中央では跪いて両手で持った竹の棒が入った筒を何度も頭を前後に振って神様へお願いしている。周りはお線香の煙で覆われていて目が少ししみる。みな一心不乱にお祈りを捧げている。何度も筒を振り続けると中から竹が飛び出してくる。その竹に書かれた数字が占いの結果らしいと聞いたことがある。(たぶん)幸運をと思いながら先へ進む。まわりの建物の色使いが長崎でみた唐人町のお寺や中華街のそれと似ているなぁそんなことを思いながらあるいた。途中、財神宮という財産の神様の前で写真をとってもらってお金持ちになりますようにとお願いしてきた。きっと効果があるはずだ。40分程度のお参りだったがどことなく心が落ち着いた気がした週末の朝でした。

肉骨茶

バクテイのルーツはどっち?

2016年に初めて訪れたマレーシア、そして初めて食べた肉骨茶(バクテイ)、その店に8年ぶりに連れてきてもらった。これまで何度となくマレーシアには出張してて何度となく肉骨茶は食べさせてもらった。こうして書くとこのお店「龍紀」のバクテイはやっぱりひと味違うなぁという文脈になるはずなのだが今食べてみると他のお店とさほど取り立てて美味しいと言うほどのことはなかった。きっと8年前は「初めて」と言う調味料が美味しく感じさせてくれたんだろな。それでも決して美味しくない訳ではなくて十分に楽しめる味は健在でした。醤油ベースの味は日本人にとっても受け入れやすく茶色のスープも色から受ける印象ほど味は濃くなく意外とあっさりしてて何度もおかわり出来る味です。このバクテイを食べながら毎回話題になるのがルーツはマレーシアかシンガポールか?という話だ。まぁどっちでもいいんだけれどね。シンガポール人に言わせると当然ながらシンガポールだと言うしマレーシア人にとっては我々が本家だと言うし、結局のところ明確な根拠はどちらにもないらしいです。美味しければいいかなってことにしておきましょう。

VTech Communications Malaysia

あれから6年も経つんだなぁ

昨日からVTech Communications Malaysia に来ています。この工場は2018年8月にパイオニアから譲り受けた工場です。当時から譲渡の交渉に私も深く関わったこともあってとても思い入れのある工場となりました。譲渡後も継続して製品の生産をVTechが担って来ています。特に米中関係が緊張し始めた2018年以降は中国以外の国での生産要求が加速してここマレーシアでの生産依頼も急増しました。これまで数々のトラブルとコロナ禍など厳しい状況が続きましたが皆んでそれら何とか乗り越えて今はとても安定した生産を行なっています。生産フロアは大きく拡張されて事務棟も新しく建てて当時の様子とは変わりました。あれから6年もの月日が経ったんだなと思うと何か感慨深いものがあります。

感動のHSBC Mobile App サポート

モバイルアプリはデバイスひとつだけ

それは先週末の土曜日のことだ。HSBCの口座をチェックしようと手元にあったスマホのアプリをタップした。いつもなら顔認証の画面が立ち上がってしばらくすると口座の残高情報などが見えてくるはずだった。それがいつもと違うWorningの表示が出てきた。「Your device reached limite」何やろ?スマホをオフして立ち上げ直してアプリを再起動しても表示は同じでIDと生年月日を入力してパソコンベースのHSBCのログイン画面に誘導されてしまう。ここで気づいた。アプリが使えなくなってしまったんだ。ガッチョ~ン 何度か知りうる改善策を試みるも(要するにスマホの立ち上げ直しとアプリの再インストール等)結果は変わらずログイン不可!冷静にWorningの意味を理解しようと焦った気持ちを落ち着かせた。そうかスマホとiPadの2台に同じアプリではログインできないってことかッ!すぐにiPadからログインを試みるといつもと同じようにログインできた。良かったと思ってiPadからは一旦ログオフした。試しにと思って再ログインしるとガチョ~ン、ロックされてしまった。焦りもあって勝手な判断で2台のうち一台からアプリを消してしまえばログインできるようになるかも???淡い期待を高めてiPadのアプリを削除してスマホ側のアプリでログインしてみる。結果は同じでログインできず。まいった。土曜日だし、明日は日曜日でサポートしてしてくれるのかしらんと不安が募る。スマホのアプリが使えないとなるとパソコンからもログインできない。日本への送金などが一切できないことを意味する。お先真っ暗とはこのことだ。まぁ仕方ないと開き直って寝ることにした。日曜日にHSBCのサポートが対応してくれることを祈ってその日は寝る事にした。

翌朝、少しドキドキしながらHSBCのサポートセンターに電話すると意外とあっさりと「オッケー、オッケー、モバイルアプリはデバイス一つだけで有効なんだよ。iPhone と iPadとどっちを残す?と聞かれて iPhone のアプリを有効にしたい旨を伝えた。それからサポートセンター側で何やら作業をしていたようでアプリを立ち上げて指示に従ってセットアップしてみてくれとのこと。アプリを開くとセットアップの表示に変わっていた。HKIDを写真で撮って送ったり顔認証の設定をしたり、最後にセンターからSMSで送られてきたコードを口頭で伝えると「オッケー今まで通り使えるよ」とのこと。助かったぁ~途中、アプリの設定をしている間も嫌な雰囲気も出さずにずっと電話の向こうで待っていてくれた。待たせてごめんなと言うと「いいよ、日曜日で電話もかかってこないから」と気さくに対応してくれた。何はともあれ10分程度の作業で元の状態に戻してくれた。助かったぁ~何度も「Thank you」と繰り返しお礼を言って電話を切った。感動のHSBCサポートだった。

香港人口増加中

2024年750万人超え?

昨夜のNHK BSニュース 国際報道2024を観ていて驚いた。2022年には大陸の脅威や新型コロナウィルスの影響もあって香港の人口は730万人程度まで落ち込んだらしい。2年後の2024年の直近のデータでは750万人まで持ち直しているとのこと。ニュースでは増加した20万人のうち半数以上の10数万人が大陸からの移民者と紹介していた。背景に香港政府が推奨している外国人向けの新しいVISAプログラムがあるらしい。新VISAの内容については詳しく紹介されていなかったが現在進行形で大陸からの流入が加速していると紹介していた。逆に香港人はカナダ、UK、オーストラリアなどへの移住が増加しているとも紹介されていた。また香港大学の教授の話としてこのまま大陸からの入境者が増え続けると国際都市香港としてのアドバンテージは消えさり単なる中国のひとつの都市になってしまうと危惧するコメントが流れていた。さらにNHK香港支局の記者からは今の流れは止めることは出来ず逆に加速しているのレポートもあった。この先、いったい香港はどうなるんだろう?