香港の今

自己判断のマスク事情

今朝の出勤途中の電車内で数えてみた。私が座っている長椅子は5人がけだ。ひとつの車両にその対面になった長椅子が4組ある。ほぼ座席は満員で立っている人も含めてみんなスマホを操作している。日本のそれと同じだろう。自分が座っている長椅子とその対面、マスクをしていない人は10人中5人で内訳は男:2人(私を含んで)女子3人だった。立っている人の影になって他の長椅子の状況は確認できなかったが周りに立っているひとの中にも香港政府がマスク不要を発出した当時の状況と比べると「マスク無し」の人はちらほら増えた感じがする。意外なのはマスク無しの人の中に若い女性が多いことだ。会社が入るビルのエレベータでも10人中、4人がマスク無しだった。マスク無しは男性2人、女性2人でこの女性もどうみても二人とも20歳台に見えた。私の勝手な印象ですが今時点で45%がマスクを外しているといったところだ?約100人程度がいる社内のフロアーの約24%が感染していると総務の女性が教えてくれた。香港政府は今週末に新型コロナウィルスの検査センターの完全閉鎖を発表したのだが完全勝利はもう少し先になりそうです。

香港の今に思うこと

ノーマスクは4割程度?

香港では3月1日から屋内外でマスク着用義務が撤廃されました。4週目に入った今、私の印象では街中やMTRでノーマスクの人の割合は4割程度です。私はほとんどノーマスクです。西洋人らしき人々はほぼ100パーセントノーマスクです。日本人は1割程度ですね。日本と同じ状況ではないでしょうか?2週間前に出張で行った日本でも私は人目を気にすることなくほぼノーマスクで過ごしました。2019年末に広がった新型コロナですが、幸いなことに私は今まで感染することなく過ごせています。不定期でしたが自主的に行っていたRATテストではずっと一本千のnegativeでした。でもきっと感染はしていたんでしょうね。発症しなかっただけかもしれません。コンサルタントとして毎日出勤しているVTechのオフィスではマスク、ノーマスクはバラバラです。ノーマスクは少ない印象です。女性はほぼほぼマスク、男性でも一部のみがノーマスクといったところです。

隔離中のビルから眺めていた香港のビル群。どことなく懐かしかったりして 🙂


ところで、やっと香港と中国との往来が普通に戻りましたね。ノービザで大陸へ入ることが出来るようになりました。でもなんだか腰が重くて工場がある東莞に行こうという気持ちにはなれません。周りの同僚たちは以前と同じように月曜日は香港事務所へ出勤して火曜日から泊まり込みで金曜日まで東莞の工場へ行く生活に戻っています。来場者リストを見ると少しづつ欧米からのお客さんが来始めています。最初に日本から来るお客さんはどちらのお客さんでしょうか?コロナ禍であれだけ待ち望んだ「普通」が目の前にやってきたと言うのにもう少し「不普通」で居たいと思ってみたりしています 🙂

Frites LEFFE

Thank you so much to Department of Health!

PCR検査のペナルティが戻ってくるぅ~

自宅に届いた何やら不信な茶封筒 ON GOVERNMENT SERVICE の大きな文字が!

月曜日に香港政府から「ON GOVERNMENT SERVICE」と書かれたやけに重々しい大き目の茶封筒が届いた。なんだろうと開けてみると行政機関が発行しているらしい正式な書類が数枚でてきた。読んでみるとこの手紙を受信後10日以内に申し込みをせよとのこと。何のことだろうと思って詳しく読み込んでいる途中でピンときた。夏ごろに支払ったペナルティを返してくれるんかな?っと!昨年、日本から戻った際にコロナ規制の条件措置となっていたPCRテストを自分のチョンボですっぽかしてしまっていた。電話で警告を受けてすぐに市街地のPCR検査場で受信はしたのだけれど結果的にペナルティとしてHKD10,000を支払ったのだった。嫁からはさんざん嫌味を言われたのを思い出した。なんとその時支払った金額を返金してくれると書いてある。やったぁ~(笑

何度も読み返した理解した。返金のための申し込み書

書類に書かれてある書類(ペナルティを支払った時の領収書、Application form、Authorized Letter)をそろえて10日以内に請求せよと。書類の提出方法は持ち込み、郵送、FAX、それにWhatsAppも可能と書いてある。すぐに書類をすべてpdfで準備して指定された電話番号へWhatsAppで送信した。4~6週間でChequeを送ってくれるそうだ。
Thank you so much to Department of Health!

香港は3月1日からマスク着用義務を撤廃した。通勤途中の駅や電車内でもちらほらとノーマスクの人を見かける状態だ。意外にも若い女性が外しているケースも少なくない。月末には香港で最大のスポーツイベントである「Hong Kong Seven’s」が開催される。2019年11月に始まったコロナがようやく終わろうとしている。

2023年3月1日の朝の通勤電車内の様子です。印象ですが95%の人々がマスクを着けていました。

今、中国行くなら「神カード」

15日間の短期ビザ免除はいつのことやら

昨日、友人に聞きたいことがあってWhatsApp経由で連絡をした。着信と発信の入れ違いのなかで何とかつながったのだけれどスムーズに会話ができない。「なんか電波悪くない?」聞くと「すみません、今上海なんです」と途切れ途切れの電波の中で返事がきた。「あれ?ビザは?」と聞き直したところで電波がきれた。電波が悪いのかそれともWhatsAppの使用規制なのか明確な原因は不明だ。普通の電話でかけなおして改めて聞いてみた
「ビザは?」
「5時間並びました(><)」
「えぇ5時間?」
「はい」
ビザの申請自体は代理でも受け付けているそうだが面談中にいろんな質問もあるし最後に本人のサインも必要なので結局本人じゃないと出直しになるとのこと。それにしても5時間は長いなぁ~申請してから3日でビザは入手できたとのこと。それで気になっていたAPACカードの効力についても聞いてみた。「APACカードを持っているとビザは不要って本当なん???」「本当です、神カードって呼んでますよ(笑」 イミグレをスルーで通過できるらしい。よかった今後使って久しぶりに工場に行ってみようかな 🙂

これが巷で噂の「神カード」中国に行くときはお忘れなく 🙂

香港中国間の往来が自由に!

日本人の中国入境には依然としてVISA必須

はぁ~(><) 本日(2月6日)より香港の入境時の規制が大幅に緩和されました。具体的には48時間以内のRATテストで陰性を確認することと入境後に5日間自身でRATテストで自己観察すること以外特に条件はありません。以前のような強制隔離やPCRテストによる陰性証明書の提示などが完全に撤廃されました。さらも中国本土と香港の間の往来についても大幅に規制が緩和されました。1日の往来人数の制限もなくなってPCRテストや強制隔離も撤廃です。ただし日本人が中国に入る際にはその目的に合わせたVISA取得が必須とのことです。日本人にとっての中国渡航については更なる規制緩和を待つ必要がありそうです。とは言え、香港と中国間の往来がこれだけ緩和されると香港内の経済面の回復は一気に回復しそうです。依然として中国政府が日本への団体渡航を制限していることで香港や日本以外のアジアの国々へ旅行する人が増えるでしょうね。日本政府と中国政府の駆け引きが面白いですね。中国政府は日本政府が中国人の入境規制を撤廃するまで団体旅行を許可しないでしょう。経済の回復を一日でも早く願う日本政府が中国人の爆買い無しにいつまで我慢できるか中国政府はイヒヒって感じで見ているんでしょうね。
この往来の規制撤廃について個人的にはさほど大きな影響は受けないんんですが、電車の中に中国人が増えるのがちと憂鬱になりますね。さらに何かと用事で行く機会の多い「尖沙咀」でも多くの中国人が押し寄せると思うともう行くのやめようかなって気になりますね。まぁいづれコロナ前の「普通」に戻ることを目標にいろんな規制や制限を耐えてきたわけですから規制撤廃を喜ぶべきなんでしょうが・・・・今日はちと複雑です。

ついにその日が来てしまった。

香港と中国間の往来に隔離規制が撤廃されました!

年末に家族と友人と一緒にPEAKに行ってきました。100万ドルの夜景は健在でした。

1月8日から香港と中国間の往来について強制隔離措置が撤廃されました。日本のニュースでも取り上げられていたのでご存知の方も多いと思います。この規制撤廃は中国の方にとっては朗報でしょう。海外から帰国する際に以前は5日間の強瀬隔離と3日間の観察期間が必要でした。その規制がなくなったのです。帰国後は隔離無しで普通の生活に戻れるのです。

現時点での香港と中国間の往来について一日あたり50,000人です。さらにイミグレーションは落馬洲(MTR)、深圳湾(車)、中港城(フェリー)などを含む7ヶ所だそうです。羅湖駅は解放されていません。今朝の出勤時にみたMTRの行先案内板にも「落馬洲」の表示がありました。

とうとうこの日が来てしまいました。香港も中国同様に来週末21日から旧正月です。香港は中国よりも一足先に強制隔離は撤廃されています。レストランやバー、公共施設などへの立ち入りの際にワクチン証明などを提示する必要はありません。旧正月のお休み期間には一気に海外へ行く人達で大賑わいすることでしょう。怖いにはその反動です。休み明けには一気に感染者数は増加するでしょうね。今は感染しても政府の窓口に自己申告せずに風邪薬を飲んで自分で治るのを待つというケースが増えているようです。現に私の知り合いにもRATで陽性反応がでて自宅で治るのを待っていたとう人もいます。街中の風邪薬は品薄状態が続いています。

いつまでも海外との往来を規制しているわけにもいかないのは明らかですし、いつ解放するのか時期の問題だけだった訳ですし、それが今なんでしょうね。受け入れるしかないようです。個人的にはもう少し大陸の方々が居ない香港でいてほしかったと思うのです。

0+3

香港入境者の強制隔離措置が撤廃されました。

すでにご存じの方も多いと思いますが、9月26日、香港政府は海外からの入境者に対するホテルでの強制隔離措置を撤廃して3日間の医学観察期間とすることを発表して午前6時から即実施しました。香港に到着した日を「0日目」として3日間の医学観察期間中は外出も可能ですが公共施設やレストラン、バー、スポーツ施設などへの立ち入りは出来ません。また搭乗前72時間以内のPCR検査による陰性証明は不要になる代わりに24時間以内のRATによる簡易検査の結果を政府のシステムに登録する必要があります。香港空港に到着後はPCR検査の受診は必須ですが結果を待たずにすぐに帰宅することが可能になります。検査結果は後日、登録したスマホに届く仕組みでしょう。観察期間が過ぎても定期的に市街地にあるコミュニティーセンターで定期的にPCR検査を受ける必要があるそうです。ですが、実質的に隔離なく入境後にすぐに公共機関を使って自宅に帰れることで以前よりも断然日本との往来が楽になりますね。近々、日本行きます 🙂

ゼロコロナの政策転換を提言!

香港はウィズコロナ政策を加速中です。

先週ネットニュースで見たんですがWHOが中国に対してゼロコロナ政策をいい加減やめたらと提言したそうですね。きっと振り上げた拳を下ろしそこなった中国に対してメンツを持たせた形でゼロコロナ政策を転換させてあげようとペドロスさんが人肌脱いだんだろなと勝手に想像してしまいました。きっと中国もこのままゼロコロナを続けても効果ないだろうし国民の不満もピークにきている。でもゼロコロナを貫徹すると言った手前どうにもできずに困って、ちょっとペドロスさんに世界に向けて「提案したよ」って筋道つけてくんねぇ?って裏で話ししたんじゃないかと思ってしまった訳です。

深圳入境について

ところで香港からの中国への移動についてですが、以前として深圳へはビザ所有者しか入境できません。それもネットで申込みして受理された600人程度です。入境希望日の一週間前にネットで申請するそうですが受付開始時間になると一瞬で満員になるそうです。すごいですね!そうまでして行きたいんですかね?中国にッと思ってしまいますが、行かなきゃいけないんでしょうね。運よく申請が通って中国入りしても待っているのは2週間のホテル隔離です。希望は聞き入れられず政府に割り振られたホテルで缶詰だそうです。聞くことろによるとイミグレを過ぎるとバスに乗せられて順番に止まるホテルに「はい、君はここね」と指示されてバスから降ろされるそうです。2週間過ぎるとホテルからは解放されますが一週間は観察期間として公共機関や人が多く集まるところには行かないようにと指示を受けるそうです。ちなみに中国から香港へ戻る際には強制隔離はありません。

毎朝出勤前に検査しています。はい、今日も陰性なり!

Getting back to normal in Hong Kong

香港政府、大幅な規制緩和を実施です。

昨日、5日からグランドやトラックでマスクをつけなくてもよくなりました!少しづつですが2年以上前の普通の生活へと近づいているように感じています。レストランでの一度にテーブルにつける人数も4人から8人へと緩和されますし、営業時間も10時から12時まで延長されます。さらにバー、カラオケ、サウナ、麻雀店も営業できるようになりました。そこで気になるのは上海のロックダウンですね。日本のニュースでは中国政府の厳しい取り締まりを強調するかのように市民の怒り心頭の様子が頻繁に流れていたりしていますね。でも、実際のところはそうでもなさそうです。特に日本人が住んでいるマンションでは中庭にでてのんびりと大義名分がたつ長期休暇を過ごしていたりしていると直接聞いたりしています。私は特に中国政府の肩を持つわけではありませんが、ロックダウンは上海全土ではなく一部の地域に限られていますし食糧だって普通に入手できると聞いています。報道を見聞きするときはまずホンマぁ~?と疑ってみる事が大切だと思っています。
明日から香港は3連休です。規制が緩和されたこともあってさらに街中の人出は増えるでしょうね。一時的に新規感染者は増えるでしょうが、この波を繰り返すことで落ち着いていくんでしょうね。マスク無し生活もすぐそこまで来ているように感じています 🙂

香港は今日から規制緩和

レストラン等での同時会食は4人まで可能になりました。

中国のゼロコロナ政策とは違って、香港では経済と感染対策の両立を進めてきました。香港政府は、昨年12頃から急増したオミクロン株の感染対策規制を今日から少し緩和しました。まず、レストランなどでの食事については同じテーブルに4人まで(規制緩和前は2人まで)として、営業時間も22時まで可能になりました。ただし、バーやカラオケ等は引き続き閉鎖状態が維持されます。

さらにスポーツグランド等を含む公共施設が条件付きで使用可能になりました。グランドについては同時に入れる人数は33人まででマスクの常時着用が求められます。さらに学校についても対面授業が19日から再開されました。登校前にRAT検査が義務づけられています。すでの一部の学校では数人の陽性者が確認されているようです。

新規感染者については、3月頃は数千人単位で確認されていたのですが昨日の新規感染者数は688人とだいぶ少なくなってきています。街中では当然、マスク着用は必須ですが多くの人が出歩いています。だいぶ普通に戻っている印象です。実際、レストランの売上は近いうちに7割程度までに復活するだろうとの見方もあるそうです。

週末になると西洋人で多く賑わっているここランカイフォンも昼間はまだご覧の通りです。バーレストランの営業が許可されるまでは仕方ないですね。