ワクチン接種してきました!

もちろん BioNTech(ファイザー)です 🙂

前回のブログでお知らせしたいましたように今日、1回目のワクチンを接種してきました。今までのところ特に体調に変化はありません。念のため今日は家で安静にしているつもりです。

接種会場であるスポーツセンターの入口です。

接種場所は自宅の最寄駅から2つ目の駅でおりて徒歩10分程度にあるスポーツセンターです。11時にネットで予約していました。会場の入口につくと必要以上に多いスタッフさんが出迎えてくれました。「どっち?」とワクチンの種類を聞かれて「BioNTech」と答えると手で「あっち」と指しながら広東語でいっぱい話しかけてきます。広東語は分からないよって言ったのに、香港人あるあるです。

接種会場の様子です。写真左手に受付がありました。正面の椅子は注意事項を聞くまでの待機場所です。

会場の中にはいるとスマホにSMSで届いていた予約番号や香港 ID、ワクチンの種類などの内容を再確認して、待機場所に行くように指示されました。なぜか意味もなくニコニコしています。香港あるあるです。待機場にはプラスチックの椅子が間をあけて並べられていて私の前には2人ほどが順番待ちをしていました。すると別のスタッフがきてインド人らしきカップルと若い香港人の女性をひとつのグループにして事前確認の説明をしてくれます。担当者がひとりひとりに、過去にコロナに感染したか?アレルギーはあるか?など健康状態を聞いていきます。医療用語の英語はさっぱりわからないので「ノー「「ノー」と全て答えると「オッケー、じゃ次の待合いスペースに行って」と言われます。

写真の奥に見えるピンク色のカーテンのところが接種ブースです。手前に見える人たちは接種後に15分間の安静待機している様子です。写真は禁止って書いてあったので「こっそり」撮りました。

すぐにまた別のスタッフが来て3番のブースへ入れと言われて「ハロー」と言いながら中に入っていくと「ハロー」と気さくな感じのおばちゃんが返事をしてくれました。名前、香港ID、ワクチンの種類(BioNTech)を再確認して、接種後に発熱や倦怠感、腫れなどの症状がでることがあると説明してくれました。それらはノーマルだけど症状がひどくて我慢できないときはすぐに医者に行ってくれと説明してくれました。ほんの少し「チクッ」とするだけでした。日本のニュースで見ていたアンプルからワクチンを吸い取る方式じゃなくて、すでに注射器一本、一本に液体が入っていているものが準備されていました。「オッケー、今、11時19分だから、11時34分まで表で休んでから帰ってね。と言われて終了です。

会場に入るときにワクチンの種類によってシールを貼られました。BioNTechはブルーのシール(写真下)でした。上の黄色のシールは接種済みのシール(写真上)で11時34分まで安静待機のシールです。徹底しています。

香港の場合、こうした行政サービスは極めて合理的で段取りよくシステム化されています。すべてが11歳以上になると取得が義務付けられている「香港ID」があるからできるシステムです。日本のマイナンバーが個人情報がもれるとかで普及していないことがとってももったいないですね。スマホのアプリをダウンロードして、SMSで送られてきたパスワードを入力すると、さっき接種したワクチンに関する情報がすでにデータとして見ることができるようになっていました。当然、ワクチン接種の費用はタダですし、今は16歳城であれば誰でも接種可能です。2回目の接種は5月21日です。ワクチンパスポートが有効になって日本との往来が自由になるといいですね。

私、ワクチン打ちます!

BioNTechを打ちます!

覚悟を決めて接種することにしました。BioNTech社のワクチンです。会社の中には中国Sinovac社製を選択している同僚もいます。ワクチンパスポートを期待しての選択かとは思いますが現時点は正式に自主隔離が免除されるなど規制緩和措置は香港と中国の間ではアナウンスされていません。
予約自体は簡単です。インターネットで香港政府が提供している「Covit-19 Vaccination Program」というページにアクセスして注意事項を読んで自身のID情報などを入力、その後で希望する接種日をクリックして予約完了です。2回目の接種は21日間空けないとできません。接種した友人聞くと全然平気ぃ~発熱や倦怠感などの自覚症状なんかまったく無しというやつもいれば、打った日の夜は部位が腫れて痛くて辛かったという奴もいました。私の特にアレルギーは無いと思っています。が、血圧が高めなのが少し気がかりです。2回目の接種まで状況などこのブログでお知らせしますね。ふぅ~ちょっと緊張:)

ワクチン接種と中国への往来について

中国入境の条件は?

4月になりました。いやぁ~本当に月日が経つのは早いですね。日本ではワクチンを接種する人の数も増えているようですが、改めて、ワクチンと中国入境に関して最新の状況をお知らせしたいと思います。まず、香港のワクチン接種状況についてです。まず、ドイツBionTech社製のワクチンの個装袋に不具合が発見されて接種は中断されています。中国Sinovac社製のワクチンは接種可能です。私の会社でも1回目の接種を終えて近々、2回目の接種を受けて中国東莞の工場へ行く同僚が増えています。
香港からの中国入境に関してですが、ワクチンを2回接種していても政府指定のホテルで14日間の自主隔離が必須です。但し、中国VISAを所有している人が中国へ戻る場合、中国製のワクチンを接種していれば14日間の自主隔離無しに入境することが可能です。この条件をクリアできる人はというと、日本人の場合、日本では中国製のワクチンは接種できないでしょうから香港で接種することになります。9月30日までは香港VISAを所有している人しか香港へは入れません。従って香港VISAを持っている人で且つ、中国のVISAを持っている人に限定されます。香港に到着後21日間の自主隔離を経て、中国Sinovac社のワクチンを2回接種すると晴れて中国へ入れるという流れですね。ちなみにSinovac社製のワクチンを接種した香港人がこれまでに7名死亡したそうです。

最近のマイブーム、香港製造のクラフトビール Young Master が飲めるバー 2nd Draft です。今週末も行こうかなぁ~ 🙂

Vaccineのお話し(つづき)

その質問は・・・

先週、何気なしに会社の同僚に聞いたみました。「ワクチンどうする?」すると意外にも「俺、もう接種したよ。4月になって2回目を打ったら東莞の工場行くつもりよ」「えぇ〜もう打ったの?どっち、ドイツ?中国?」「中国シノバック」「お前知らないの?もう何人も受けてるよ」「え、そうなの?」僕が知らなかっただけでした。仲のいいマーケティングの同僚に聞くと、やっぱり「嫁さんは接種してるよ。俺も予約したよ。4月に打つよ」「えぇ〜そうなんだ」身近に接種している人がいることに僕が少し驚いていると、その仲のいい香港人の同僚が小声で教えてくれました。「ドイツ製か中国製かは聞かないほうがいいよ。ちょっと政治的な意味合いがあるからね」すでにワクチンにも政治色が確実に浸透してきているようです。

香港のクラフトビール「Young Master」最近のマイブームです。

シノバック?ファイザー?

それともビオンテック?ワクチンのお話し

香港政府の発表によると昨日、確認された新規感染者は14人でした。2月18日に対策規制を少し緩和したので新規感染者の増加を心配していたんですが何とか低いレベルで推移していて一安心って感じです。それからワクチンに関してですが日本では医療従事者を中心に数千人規模で接種がすすんでいるようですが、香港も2月26日から接種が開始されました。気になるワクチンの製造元ですが、シノバック社(中国)ファイザー(米国)そしてビオンテック(ドイツ)から供給されるそうです。先週、香港で知り合った2人の友人に「どこの国のワクチンをうつ」と質問してみました。カナダ人の友人は「ファイザー」と即答しました。理由は書きませんが推測できまうよね(笑
もう一人はイギリス人の弁護士さんです。意外にも彼は「シノバック」を選ぶそうです。聞くと、彼のかかりつけの医師の説明によると中国製は東洋医学に基づいた長い長い経験を活かした製造方法で作られたワクチンだから信頼できるというのです。へぇ~って聞いているとファイザー社のワクチンは付焼刃的に切った張ったして特急でうくったワクチンだぜ!普通、ワクチンの製造には数年、10年といった年月が必要になることを考えると信用できないよって言うのです。ほぉ~なるほどなって思いました。でも僕にはシノバック製を信用し得るだけの説得材料にはなりませんけどね(笑

ちなみにカナダ人の彼はワクチンのことを普通に「ヴァシン」と発音していましたが、イギリス人の彼は「ヴァックシン」と発音していました。

僕がたまに行く Knutsford Terrace そばの坂道です。初めて香港に駐在員として来た頃はよくこの坂道を登ってビールを飲みにいったものです。あぁ~懐かしい.

香港入境後3週間の自主隔離は9月30日まで延長!

香港居民向けのワクチン無償摂取プログラムも開始されました。

香港の感染症対策規制が先週18日に若干ではありますが緩和されたました。それによると公共の場での集会は2名までから4名まで可能に、レストランでの飲食はひとつのテーブルに同時に4人可能、さらに夕方6時までだった飲食が午後10時まで可能になしました。合わせてスポーツグラウンドや体育館、公共施設などが開放されました。でも残念ながら香港居民が入境した場合の自主隔離規制(3週間)は3月末までの予定でしたが、9月30日まで延期が決定しました。さらに香港居民以外の入境も9月30日まで禁止措置が延長されることになりました。はぁ〜日々の新規感染者数が20人以下で推移している香港ですらこのような厳しい規制が続いています。東京オリンピックはどうなるんでしょうね?

祝!HSBC口座開設

HSBC Business Account

HSBCにSantec HK Limitedのビジネスアカウントを開設することができました。パチパチパチッ このブログでも紹介したが、最初にコンタクトしたのは昨年4月7日です。今思うと無策な飛込みコンタクトでした。その後、申込みは出来たものの役員との直接面接が条件だと言われて敢え無く一時退却、グループ企業であるHang Seng Bankにも申込みして(これも電話やメールで何度もコンタクトして)イイ感じで手続きも進んでいたのですが、最後の最後で役員との面接をと言われてちゃぶ台返しみたいなキャンセル!

当然ですが、残金はありません。これからここに一杯お金がたまりますように(笑


それでも何とかしなきゃと思いばかりが焦ってしまってイラつくこともありましたが、昨年11月に知り合いのコネを使って再度、HSBCにアプローチしてやっと、やっと昨日、無事にSantec HK Limitedとしてのビジネスアカウント口座を開いてくれました。今朝、メールが届いてInternet Bankingも使えるようになりました。長かったなぁ~さぁ!これからです。何でもやってみようサンテック香港の挑戦の始まりです!

香港と日本間の船輸送費用

所さん、香港と日本間の船便が大変ですよ!

今日、知り合いに聞いた香港と日本間の船便に関するお話です。ご存知の方も多いかと思いますが中国で生産された製品について、急ぎや小物の場合を覗いてその多くは香港の港から日本まで船便で運ばれます。その船便のコストが今、とんでもないことになっているんです。

少し前にこのブログでもご紹介しましたが今、輸出で使うコンテナが不足しているんです。欧州に行ってしまったコンテナが全然香港に戻って来ないという状況は今も続いています。それも大きく影響してのことだと思いますが、香港から日本までの40フィートコンテナの船賃がなんとUSD2450(日本円で約254,000円)まで高騰しているんです。香港ドルではありません。米ドルです。コロナの影響を受ける前まではおおよそですが、USD100 – 150(日本円で1万数千円程度)でした。それが25倍近くに跳ね上がっているんです。どれだけ異常な値上がりかご理解いただけると思います。

理由はコンテナ不足です。通常、船の輸送の場合は目的地まで行く間にいくつかの港に立ち寄って空になったコンテナを集めて行ったり来たりしているんですが、今、そのからのコンテナがないので目的地から戻ってくる費用までを上乗せしたりして結果、こんなとんでもない値段に釣り上がっているようです。

さらに船会社は基本的に国レベルの企業が運営しています。フォワーダーさんは船会社のある意味、いいなりという背景もありそうです。それにしてもこの状況はさすがに大問題です。噂らしいのですが、中国のフォワーダー会社が集団で船会社を訴える準備をするめているとかいないとか・・・

Knutsford Terrace

ネパーリアンの「彼」は、今いづこ?

懐かしの Knutsford Terrace

いつもニコニコしながらテーブルにやって来ては、「これ大丈夫、美味しいよ」と言いながら赤ワインを進めてくれた「彼」は今どこにいるのだろうか?私が前職の駐在員として香港にいた2008年頃、よく行ったカオルーンサイドにある Kutsford Terrace(ナッツフォードテラス)に「Paparazzi(パパラッチ)」というイタリアンレストランがあった。僕はここのテラス席でビールを飲むのが好きでお客様との食事のあと、何度も通っていた。昼間も少し早めに仕事を終えて夕方から一人でビールを飲むこともしばしばだった。写真の彼はここ Paparazzi のフロアーマネージャーなのだろう。すぐに私のことを覚えてくれて遠くから私の姿を見つけてはニコニコしながらテーブルを勧めてくれた。そしていつもドリンクメニューを持ってきては高いワインから勧めてくるのだった。その都度、僕が「No no, cheeper one」とい言うとまたまたニコニコしながらカタコトの日本語で「これ?大丈夫?これこれ」懲りずに高めのワインを勧めてくるのだった。そして最後に中位の値段のワインに落ち着くのだった。

時は流れて、2011年頃にはすでに彼は Paparazzi の系列店に異動したらしく、彼の名前を忘れてしまった僕は彼の足跡を追うこともできず今に至っている。ネパール人の彼は今、いづこ?香港で奥さんと子供一人の3人家族だと言っていた。またいつの日かばったりと会えることを楽しみにしている。

明日あたり、夕方、ひとりで Knutsford Terrace に行くと「彼」に会えたりするかもしれないなぁ〜

今年も宜しくお願い致します。

私ごとで恐縮ですが、喪中につき新年のご挨拶を控えさせて頂いております。ご容赦ください。

2020年、サンテック香港としての新たな体制での出発の年でした。不本意ではありましたが、満足な貢献ができずにいつの間にか一年が過ぎてしまったという感じでした。
2021年、新しい一年が始まりました。今年はサンテック香港として具体的なビジネスを何としても確立しなければなりません。VTechへの部品納入、そしてEMSビジネス、板金加工部品のビジネス、新しいビジネスモデル等取り組みたいビジネスがたくさんあります。どうか本年も宜しくお願い致します。

福岡市早良区ももち浜

サンテック香港
MD 渡邊春喜