海外EMSへの円安の影響は?

日本国内向け製品と海外向け製品、どっちが多い?

ぶっちゃけな話、今のところ円安で大きく方針転換しようとしているお客様は見受けられませんね。先ほどVTechの日系企業向けの生産を担当している責任者と話ししました。彼は今後日本からの委託生産の依頼が減少することを深刻に心配していました。けど、私が数社のお客さんにお聞きしたところ確かに仕入れ時の原価はアップするが海外へ出荷する際に「トントン」になるので今今時点では生産の軸足を日本に戻すことは考えていないとのご判断でした。確かに今回の円安が顕著になったのは4月頃からですし今すぐに方針をどうのこうの判断するのは拙速ですね。


私個人的にはこのまま円安がずっと続いてほしいなと思っています。何故かと言うと私の給料は香港ドルベースだからです。先日、日本企業の駐在員と飲んだときに聞いたのですが彼の給与は日本円を基準にした香港ドル換算で支給されているそうです。めっちゃ減ってしまってるって泣いてました。今日のレートで1HKD=JPY16.38です。ちなみに2021年5月時点では1HKD=JPY14.04円でした。日本円の価値が16.7%も下がってるんですね。単純換算で、去年は\10,000円を香港ドルに両替すると約HKD712もらえたのに、今はHKD610程度しかもらえないという事ですね。そりゃ泣くわ(><)・・・円安と香港ドルのお話でしたぁ 🙂