香港の日曜日 Causeway Bay

香港は昨日4月26日の新しい感染者は3度目の「ゼロ」でした。20日以降の感染者の推移は、20日はゼロ、21日は4件、22日4件、23日2件、24日ゼロ、25日2件、そして昨日の26日が3度目のゼロとなりました。感染者の総数は1038人、そのうち入院中は262人(うち重篤者は4人)退院した人は772人、死亡4人という状況です。香港政府は5月7日まで4人以上の集会禁止やレストラン等でのテーブルの間隔を1.5m以上あけるなどの対策規制を継続する方針です。昨日、香港島の中心部 Causeway Bay にある Times Square に行ってきました。少し前まで逃亡犯条例に反対する市民のデモに参加する人たちであふれていた場所ですが客待ちするタクシーが道路の両端に並んでいるだけでした。ちなみに逃亡犯条例に反対するデモは今も続いています。

実録、HSBC新規口座開設 その3

Tsim Sha Tsui にある支店です。ビジネスアカウントはこのビルの4Fです。

HSBCに新規口座を開設する!その3です。昨日、申し込みに行ってきました。結果、口座を開設できることになったのかというと出来ませんでした。残念という訳ではなく開設できることになりましたが、昨日は出来なかったというだけです。理由は弊社の董事長は日本にいるのですが、会社の役員がどうしても顔を見せてサインが必要とのことでした。今日時点で95パーセント開設できると思うよと担当してくれたアシスタントマネージャーも言ってくれました。コロナウィルスが収束してまた、来てくれたらいいよという事でした。

という訳でHSBCに新規のビジネス口座を開設するのは恐るるに足らずという感じでした。当然、申し込みに当たって準備は必要です。実録、HSBC新規口座開設 その1、その2でも触れたと思いますがまず最初にインターネットの申し込みが必要です。資料をアップロードしてアポイントを取り付けます。準備する資料はBR (Business registration: 日本でいうところの会社登記証ですかね?)最新の決算書、それから一番かれらが注意深くチェックするのはビジネスの現況です。要するにお金の流れが正しく行われているか?という点を面談の中で厳しくみているように感じました。

サンテック香港のビジネスは中国の部品サプライヤーから仕入れた部品を日本へ送って日本のお客様へ販売するトレーディングビジネスとVTechへのコンサルティングビジネスです。これらのビジネスがキチンと実行されている証明としてPOとINVOICEのサンプルの提供を求められました。さらに私自身がサンテック香港の正式な社員あることの証明(雇用契約書:AGREEMENT)やサンテック香港とVTechとの間のコンサルティング契約書もコピーで提示しました。あとは既存の取引銀行の入出金の過去3ヶ月の記録を提示してほしいとのことでした。

今回は既存の日系銀行とのお金の流れを証明するステートメントを持参して居なかったので次の面会時に持参してくれればいいとのことでした。残念ながらコロナウィルスの規制が解ける6月ころまで一旦お預けという結果でした。でも、きちんと説明して資料を準備して申し込めば問題ないと思いますよ。お役に立てれば幸いです。

香港、一日の新感染者が「0」に!

昨日、香港の一日の新規感染者が「0」を記録した。以前として4人以上の集会などは規制された状態ではあるが確実に規制の効果が現れている結果と思われる。4月20日時点の状況は累計感染者は1,026人でそのうち630人が回復して退院しており、392人(うち8人が重篤者)が入院中、死者は4人だ。ちなみにバンコクにいる知人からの情報によるとタイもロックダウンの効果が見えてきており4月19日時点で累計感染者は2,765人、790人が入院中で1,928人がすでに回復している。死者は47人とのことだった。この状況を日本は認識してほしいと思う。確かに自粛要請に対する補償は死活問題だろう。でも本当に死んでしまってからは遅いとおもうのだが。。。

Silent Carriers in Hong Kong

4月19日、香港のHealth Protection CenterのDr. Chuang Shuk Kwan氏は香港国際空港でバージンエアー向けに働く地上クルーの女性(47歳)が感染していることが確認されたと発表した。同僚として働く69人が検査を受けることになるとの事だ。4月19日の感染者はこの女性を含めて2件、昨日4月18日は2件、4月17日は4件、と香港の感染者の確認数は小さい数字を示していた。私が食料品の買い出しで出かけた香港中心部のCausewaybayのCitysupperは対策警戒中にも関わらずレジには多くの人が並んで日本でいう3密に近い状態で順番待ちをしていた。

香港で有名なアイスクリームの移動販売車です。ちょっと甘すぎるかな!

前述のDr. Chuangは記者会見でもまだまだ警戒を緩めることはできないとはっきりと語っている。怖いのは「Silent Carriers」で、今後の感染の広がりを警戒している。みなさん気を引き締めましょう!

香港のコロナウィルス感染状況

香港政府の発表によると、4月15日の新規感染者数は4人だった。全員が海外の渡航暦があり一人は海外からの学生とのこと。さらに香港では政府はホームページ上で日々の状況を発信している。その中には香港市内の地図上でどこのビルで発生しているか、入院している人や退院した人の数を公表している。興味があるかたは下記のURLを参照ください。

https://chp-dashboard.geodata.gov.hk/covid-19/en.html

ローマじゃなくて、香港の休日

MTRの出口からチムシャーチョイ市街地

やっと晴れたなぁ〜と思わず口からでてしまったくらい久しぶりに快晴のイースターホリデーの最終日!ひとり家でボーッとするにはもったいないくらいの快晴なのでチムシャーチョイまで行ってみるかと思い立って出かけることにしました。なぜって連休の3日間ずっと家でひとりでボーッと過ごしていたことが、それはそれで敢えてそうやって過ごそうと思ってのことだったので、それはそれでいいんだけれど、そのまま4日目も同じような1日にするには流石にそりゃないなと思えるくらいの快晴だったので!

チムシャーチョイのスターフェリーピア

私が住んでいる九龍サイドの東の地区からチムシャーチョイまでは電車で約40分程度かかります。3日間の不規則な生活のおかげで電車にのってすぐに睡魔に襲われてウトウトしながら目指すチムシャーチョイで降りてエスカレータと階段を使って地上へでてみると、本当に久しぶりの快晴!おまけに香港特有の湿気をほとんど感じないくらいの快晴です。ひとり顔には出さずスマホで街中を撮って回ることにしました。

ビクトリア湾、九龍サイドから見る香港サイド THIS IS HONG KONG.

ここに来た本来の目的は実は馴染みにしている298という焼肉屋でお昼をたべることです。その事を忘れさせるくらいの快晴でした。チムの街中からハーバーシティを抜けてペニンシュラホテルもついでにパチリ!

Star ferry

やっぱり私は香港が大好きです。

イースターホリデー

ペニンシュラホテル

本日4月10日から来週月曜日13日まで香港はイースターホリデーのおやすみです。ちなみに今日4月10日は受難節、明日11日は受難節翌日という祝日です。月曜日13日は復活節です。日本同様にコロナウィルスの対策強化中です。合言葉はStay at homeです。

香港から見た日本の緊急事態宣言

上の写真は今日、4月9日(木)午前9時前のMTR内の様子です。香港は海外からのすべての入境者を拒否する措置と講じています。MTRのこの路線は香港側から中国大陸行くための唯一の路線です。先月、中国側の入り口である羅湖駅の封鎖が解除されました。もうひとつの入り口である落馬洲駅は依然として封鎖措置が続いています。今、香港内は4人以上での集会やレストラン入店時の検温、テーブルは1.5m以上の間隔は空けるなどの罰則付きの規制はあるものの普通に生活する上ではさほど不自由さは感じません。

一昨日、日本は7つの府県で緊急事態宣言が発出されました。発出時期が遅すぎるなどの議論もあるようですが、接触を8割削減してほしいという要請の真の意味をキチンと理解することが重要だと思います。緊急事態宣言の最大の目的は感染者数を減らしてこの手ごわい新型コロナウィルスを封じ込めることです。封じ込める方法は、特効薬やワクチンが無い状況下で出来うる対策は「感染しない、感染させない」しかないんです。私は医療の専門家ではありませんが、発出の意味をこのように理解しています。今私は香港に住んでいます。香港から見た今の日本の状況は残念ながら危機感が非常に低いと思っています。緊急事態宣言が発出された翌日の朝の通勤電車の様子をネットで見ました。一瞬目を疑いました。その写真にはいつもと同じように出勤する人達で社内が込み合っている様子が写っていました。危機感が低いわけではないのかもしれないとも思いました。責任感や忠誠心なのでしょうか?

私の妻の実家がある兵庫県も緊急事態宣言の対象です。対象にも関わらず中学校や小学校の入学式が行われたそうです。翌日からはまた休校になるとのことでした。なぜ、休校明けに入学式を延期出来なかったのでしょうか?ついつい長くなりましたが、一日でも早くこのコロナ危機が収束して平和な元の生活が出来る日がくることを願っています。

実録、HSBC新規口座開設 その2

香港にはHSBCの口座開設をサポートしてくれるサービスを提供してくれるエージェント会社があります。香港BS(https://hongkong-bs.com/bank-co/ )の場合だとHKD5000(JPY70,000)とのことでした。口座の開設手続きは最初にHSBCのホームページから申込みを行うのですが弊社が、いつもお世話になっている弊社のエージェントに確認するとインターネットでの申し込みの代行作業がHKD6000(JPY84,000)とのことでした。更に提出する決算資料などの作成にかかる費用がHKD2,000(JPY28,000)とのことでした。合計でHKD8,000(JPY110,000円)です。さらに口座開設できるかどうかの判断はHSBCが行うので保証は出来ず、仮に開設出来なかった場合でも最初に支払う必要があるのですが費用は一切、返却されないとのことでした。さすがにHKD8000をかけて、且つ、開設できないというリスクを背負ってまでエージェントに依頼する気にはなれず自分で申込みをすることにしたのです。

香港ビクトリア湾の夜景です。九龍サイドから香港サイドをみています。

香港には銀行口座の開設サービスの他にも、香港IDの取得申請や更新手続きをサポートしてくれるサービスがあります。前述の香港BSの場合だと就労ビザの取得代行サービ紹介状やスで新規の場合だとHKD13,000(JPY180,000)です。香港政府のイミグレーション窓口に行くと多くのフィリピン人の家政婦さん達が窓口に列をなしてならんでいます。申込み用紙に必要事項を記入して申請するだけです。スポンサーの紹介など必要な場合もありますが政府のホームページに詳しく申し込み方法などが丁寧に説明されています。確か記憶ではHKD160(JPY2,200)程度で済みます。何が言いたいかというと何でも自分でやってみようということです。この手の足元をみたサービスを否定している訳では決してありません。ただ単に私がこの手のサービスが大嫌いなだけなんです(笑

旧日本軍の参謀本部があったペニンシュラホテルです。

と、いう事でHSBCのホームページから申込みをしてみました。一人で悪戦苦闘しながら何度も入力した内容を訂正したり中には曖昧な情報もありますが資料もそれなりにアップロードして何とかアポイントを確定することが出来ました。ここまでの作業をエージェントに頼むとHKD6,000かぁ~と思いながら。。。。4月21日にアポイントを設定しました。アップロードした資料の中には決算書など一部が古いものなので最新の資料を日本から取り寄せる必要があります。エージェントからは提出する資料は全て原本が必要と聞いていたのですが、それも含めて実際に体験して確かめてみたいと思っています。HSBCでの口座開設のドキュメンタリー(リアルタイム版)の始まりです(^^)

実録、HSBC新規口座開設 その1

今日、HSBC (Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited)のホームページから新規口座の開設の申込みをしました。サンテック香港は2011年11月の設立ですが、今まではずっとみずほ銀行の香港支店を取引口座として運用してきました。香港でビジネスを拡大していくことを想定してローカル銀行の口座開設を試みることにしたのです。知人や友人に聞くとHSBCでは今、新規で口座を開設するのはとても難しいとの事でした。誰に聞いても同じです。どれくらい難しのか?本当に開設は出来ないのか?実際に申込みをして、その体験談をリアルタイムでお届けしたいと思います。

私は実は先月、営業途中でTsim Sha TsuiにあるHSBCのビジネスアカウントを試しに訪れていたのです。その前にも自身の口座に入金などの用事があった際に口座開設したいんだけどと聞いたことがありました。その時に言われたのが、ここはパーソナルアカウントのみの対応しか出来ないから、ビジネスアカウントに行ってくれとの事でした。それで、再度自身の用事で窓口を訪れた際にビジネスアカウントに飛び込みで行ってみたのです。そのつもりで行ったので前年の決算書やBR (Business Registration) などの資料も念の為持参していました。内心何とかなるだろうと高を括っていたのです。Tsim Sha TsuiにあるHSBCのビルの4Fエレベータを降りると目の前に受付カウンタがあって、女性が3人ほどマスクをしてエレベータを降りた私を不審そうに見入りました。カウンタまで歩み寄って「口座を開設したいんだけど」と聞くとアポイントはとってあるか?と聞かれて内心『ヘッ?アポ?』と思いながら「No」と答えると内線で誰かと話し始めた。電話を終わるとその受付の女性が私のところへ来て、数枚のコピーを渡して「事前にアポが無いとマネージャには会えない事、口座開設に必要な資料はこれだからと簡単に説明してくれて、また来てね」と、まるで子供を諭すように追い返されたのでした。

つづく