食事のマナーについて考えを改めなきゃいけないかもしれないなぁと反省中
10年ほど前に香港にきて香港人の同僚たちを一緒に食事をする機会はたくさんありました。特にランチは、ほぼ毎日近所のローカルの定食屋に3〜4人で通っていました。その時にいつも思っていたのは彼らの食べ方の品のなさです。偉そうなことは言えませんが、日本人としての最低限のマナーは身につけている方だと自分的には思っています。子供の頃、ご飯茶碗に米粒が残っていると怒られた世代ということもあって食べ終わった器に米粒がのこっていると内心「ちゃんと食べろよっ」と思ったりするが毎回でした。また、おかずの食べ残しが器の端々にくっついていたりします。汚いなぁ〜と少し軽蔑したくもなったりしたものです。
ところが今、こうして強制隔離中に狭い部屋へひとり香港のローカル定食屋が作ってくれているお弁当の食べ方をふと自覚してみるとなんと同じなんです。軽蔑までしそうな勢いで見ていた香港人の食べ方のマナーと同じです。食べ残しに器の周りにベトベトとソースやタレ、油的なものがくっついた食べ方をしているんです。周りに誰もいないと人間ってそんなふうになっちゃうもんなんですね。そう言う意味では香港人は自分のやり方を一人のときもそうでない時も通し続けているのかもしれないなぁと考えさせられました。明日からどうやってお弁当を食べようか悩みます 🙂