生産調整から一転、増産指示

連日の製品出荷スケジュール調整なり

今朝、オフィスへ向かう途中、いつものように最寄り駅で電車をおりて歩いていると後ろから来た同僚に促されて一緒にタクシーに乗り込んだ。彼は欧州のお客様向けの製品を生産しているBUの責任者だ。車内に乗り込むと運転手に行き先を告げると一気に話し始めた。「昨夜も12時過ぎまで製品出荷スケジュールでビデオ会議やってたに、今日はこれからすぐに別のお客さんとビデオ会議なんだよ。疲れる。」今、部品納期が異常なほどに伸びていることは世界中で周知のとおりだ。「そんなに大変なん?」聞くと、「Yup, you know」から始まって状況を話してくれた。去年はコロナの影響でプッシュアウトしてくれと生産調整していたお客さんが今年は一転して早く出荷しろの一点張りだそうだ。部品がないのは知ってるだろって答えても市場から買い集めて生産してくれと言ってくるらしい。しかも、市場からスポットバイする際の単価は10倍、20倍もしてるのにだ。すると割高で購入した部品の費用は「折半ね」と言ってくる。そんな要求、飲める訳ねぇ~じゃん、カッモ~ン」って感じで私に息まいてくる。すべのお客さんが同じ状況らしい。中にはGMレベルでは話にならないとCEOまで会議に入ってくるお客さんもあるそうだ。当分、続きそうですね。

ワクチン接種後の経過

接種後24時間、至って健康です:)

ワクチンを接種して24時間以上が経過しましたが、特に副反応らしき症状は一切なく至って健康です:) 接種した友人たちからは接種箇所に腫れと痛みが終日あって寝るのに苦労したとか、ちょっと熱がでて倦怠感が少しあったとか聞いていました。昨日、接種する際にも同様の症状がでる可能性はあるよと聞いていたのでちょっぴり気にはなっていました。私は結構、高血圧なんです。その事もあって気がかりではありました。でも、接種後、幸いなことに今までのところまったく異常はありません。1回目よりも2回目の接種後に副反応がでるケースが多いと聞いています。2回目は、5月21日なので改めてお知らせしますね。

ワクチン接種してきました!

もちろん BioNTech(ファイザー)です 🙂

前回のブログでお知らせしたいましたように今日、1回目のワクチンを接種してきました。今までのところ特に体調に変化はありません。念のため今日は家で安静にしているつもりです。

接種会場であるスポーツセンターの入口です。

接種場所は自宅の最寄駅から2つ目の駅でおりて徒歩10分程度にあるスポーツセンターです。11時にネットで予約していました。会場の入口につくと必要以上に多いスタッフさんが出迎えてくれました。「どっち?」とワクチンの種類を聞かれて「BioNTech」と答えると手で「あっち」と指しながら広東語でいっぱい話しかけてきます。広東語は分からないよって言ったのに、香港人あるあるです。

接種会場の様子です。写真左手に受付がありました。正面の椅子は注意事項を聞くまでの待機場所です。

会場の中にはいるとスマホにSMSで届いていた予約番号や香港 ID、ワクチンの種類などの内容を再確認して、待機場所に行くように指示されました。なぜか意味もなくニコニコしています。香港あるあるです。待機場にはプラスチックの椅子が間をあけて並べられていて私の前には2人ほどが順番待ちをしていました。すると別のスタッフがきてインド人らしきカップルと若い香港人の女性をひとつのグループにして事前確認の説明をしてくれます。担当者がひとりひとりに、過去にコロナに感染したか?アレルギーはあるか?など健康状態を聞いていきます。医療用語の英語はさっぱりわからないので「ノー「「ノー」と全て答えると「オッケー、じゃ次の待合いスペースに行って」と言われます。

写真の奥に見えるピンク色のカーテンのところが接種ブースです。手前に見える人たちは接種後に15分間の安静待機している様子です。写真は禁止って書いてあったので「こっそり」撮りました。

すぐにまた別のスタッフが来て3番のブースへ入れと言われて「ハロー」と言いながら中に入っていくと「ハロー」と気さくな感じのおばちゃんが返事をしてくれました。名前、香港ID、ワクチンの種類(BioNTech)を再確認して、接種後に発熱や倦怠感、腫れなどの症状がでることがあると説明してくれました。それらはノーマルだけど症状がひどくて我慢できないときはすぐに医者に行ってくれと説明してくれました。ほんの少し「チクッ」とするだけでした。日本のニュースで見ていたアンプルからワクチンを吸い取る方式じゃなくて、すでに注射器一本、一本に液体が入っていているものが準備されていました。「オッケー、今、11時19分だから、11時34分まで表で休んでから帰ってね。と言われて終了です。

会場に入るときにワクチンの種類によってシールを貼られました。BioNTechはブルーのシール(写真下)でした。上の黄色のシールは接種済みのシール(写真上)で11時34分まで安静待機のシールです。徹底しています。

香港の場合、こうした行政サービスは極めて合理的で段取りよくシステム化されています。すべてが11歳以上になると取得が義務付けられている「香港ID」があるからできるシステムです。日本のマイナンバーが個人情報がもれるとかで普及していないことがとってももったいないですね。スマホのアプリをダウンロードして、SMSで送られてきたパスワードを入力すると、さっき接種したワクチンに関する情報がすでにデータとして見ることができるようになっていました。当然、ワクチン接種の費用はタダですし、今は16歳城であれば誰でも接種可能です。2回目の接種は5月21日です。ワクチンパスポートが有効になって日本との往来が自由になるといいですね。

私、ワクチン打ちます!

BioNTechを打ちます!

覚悟を決めて接種することにしました。BioNTech社のワクチンです。会社の中には中国Sinovac社製を選択している同僚もいます。ワクチンパスポートを期待しての選択かとは思いますが現時点は正式に自主隔離が免除されるなど規制緩和措置は香港と中国の間ではアナウンスされていません。
予約自体は簡単です。インターネットで香港政府が提供している「Covit-19 Vaccination Program」というページにアクセスして注意事項を読んで自身のID情報などを入力、その後で希望する接種日をクリックして予約完了です。2回目の接種は21日間空けないとできません。接種した友人聞くと全然平気ぃ~発熱や倦怠感などの自覚症状なんかまったく無しというやつもいれば、打った日の夜は部位が腫れて痛くて辛かったという奴もいました。私の特にアレルギーは無いと思っています。が、血圧が高めなのが少し気がかりです。2回目の接種まで状況などこのブログでお知らせしますね。ふぅ~ちょっと緊張:)

ワクチンや納期問題など

先が見えないコロナと納期問題

すっかりご無沙汰してしまいましたぁ~すみません。最近の気になる話題はというと、コロナ関連では新規感染者の推移、ワクチン接種、部品の納期トラブル、中国との往来、ですね。私が出勤しているフロアーの同僚たちもきづくと2/3はすでに東莞の工場に行ってしまっています。残っている同僚も2回目のワクチン接種をすませて来週にはほぼ工場に入るはずです。少し前に話題になった「ワクチンパスポート」はまだ実施されていません。先日、中国深圳に拠点をおく日系電子部品サプライヤーの董事長さんと会食をする機会がありました。会食のその日に中国から戻ってきたと話されていました。中国で14日間以上すごした人で香港居民VISAを所有している人は入港後自主隔離の措置は必要ありません。逆に香港から中国に入るとその地域によって14日~28日間の自主隔離の規制を受けます。そのサプライヤさんの部品は車載から民生機器まで幅広いアプリケーションに採用されています。受注バランスが異常だとお話しされていました。空注文と実際に必要な注文をしっかり見極めて対応するようにしているとの事でした。市場ではAKMに続いてルネサスと問題が勃発して泣きっ面に蜂状態のメーカーさんは大変でしょうね。私のところにも数件、部品を分けてくれないかとの依頼も頂いています。取り留めのない話ですみません:)

香港島のCausewsy Bayのタクシー乗り場の様子です。人通りも普段より少ない気がします。

 ぞくぞくと深圳へ

MTRも羅湖駅まで開通

気づいたらMTRが深圳の羅湖駅まで開通してた。会社の同僚も今日、東莞の工場に向けて香港を出た。当然、2回のワクチンを接種したと言っていた。中国側のイミグレをすぎると係員に誘導されてバスで指定のホテルに移動するそうだ。どのホテルに振り分けられるかはその時次第だそうだ。そこで14日間の自主隔離を強いられることになるとのことだ。驚いたのは、最近は1日に2000人がボーダーを超えて中国入りしているそうだ。香港の感染防止規制は9月30日まで実施されることが決まっている。ワクチン接種を条件に一部、緩和されることは期待できそうだ。

イースターホリデー

香港は6連休中

香港は4月2日からイースターホリデーの6連休です。日本ではあまり馴染みがないと思いますが、香港はもちろん欧米や米国ではごくごく一般的な祝日ですね。香港以外の国では何連休になるのかは知りませんが、今週6日(火)まで、おやすみです。最近の香港は新規感染者の数もだいぶ安定してきていて、ここ数日は一桁台で推移しています。0の日もありました。会社の同僚たちは祝日が明けたら2回目のワクチンを接種して中国の工場へいく言っていました。今日時点ではまだワクチンパスポートは有効にはなっていません。でもいづれ中国製のワクチンが指定になるかどうかはわかりませんが、きっとワクチンを打ってないとボーダーは越せない等の条件ができるんでしょうね。早く平常が戻ってきますように!

ワクチン接種と中国への往来について

中国入境の条件は?

4月になりました。いやぁ~本当に月日が経つのは早いですね。日本ではワクチンを接種する人の数も増えているようですが、改めて、ワクチンと中国入境に関して最新の状況をお知らせしたいと思います。まず、香港のワクチン接種状況についてです。まず、ドイツBionTech社製のワクチンの個装袋に不具合が発見されて接種は中断されています。中国Sinovac社製のワクチンは接種可能です。私の会社でも1回目の接種を終えて近々、2回目の接種を受けて中国東莞の工場へ行く同僚が増えています。
香港からの中国入境に関してですが、ワクチンを2回接種していても政府指定のホテルで14日間の自主隔離が必須です。但し、中国VISAを所有している人が中国へ戻る場合、中国製のワクチンを接種していれば14日間の自主隔離無しに入境することが可能です。この条件をクリアできる人はというと、日本人の場合、日本では中国製のワクチンは接種できないでしょうから香港で接種することになります。9月30日までは香港VISAを所有している人しか香港へは入れません。従って香港VISAを持っている人で且つ、中国のVISAを持っている人に限定されます。香港に到着後21日間の自主隔離を経て、中国Sinovac社のワクチンを2回接種すると晴れて中国へ入れるという流れですね。ちなみにSinovac社製のワクチンを接種した香港人がこれまでに7名死亡したそうです。

最近のマイブーム、香港製造のクラフトビール Young Master が飲めるバー 2nd Draft です。今週末も行こうかなぁ~ 🙂