早いもので10月です。

羅富記粥麺と正斗粥麺専家

月日が経つのは本当に早いですね。10月に入って香港も少し気温が下がりました。ここ数日、日中の気温は28度~29度で初夏のころの厳しい肌を刺すような陽ざしではなく秋を感じさせるような、これから段々と気温が下がっていくことを予感させます。少し肌寒い春先から初夏にかけての暑さとはどこか違います。香港にも四季があることを感じます。個人的な意見ですが、観光目的で香港に来るなら10月よりも11月のほうがベストと思っています。そう思う最大の理由が気候です。前述のように10月から少しづつ下がり始めて11月にはいると25度程度で落ち着きます。さらに湿度が下がって屋外でも汗もかかない気持ちのいい日々が続きます。そしてクリスマスシーズンを前にしてビルの外壁にネオンの飾りつけが始まります。ホテルや航空券も繁忙期を前にしてリーズナブルに設定される傾向にあります。香港を楽しむなら絶対に11月がお勧めですよ。
昨日は国慶節の祝日でした。久しぶりにお粥のお店に行ってきました。実は香港人の友人が営んでいるお粥屋さん(羅富記粥麺)を訪ねたのですが祝日でお休みでした。頭の中がお粥になってしまっていたので久しぶりに「正斗粥麺専家」に行ってきました。貝柱のお粥はやっぱり最高です。香港に来たころに食べたときはHKD28だったんですが、今はHKD36まで値上がりしていました。他に注文するのは揚げパン(広東語の名前は知りません、悪しからず)と湯葉春巻き、星州炒粉(シンガポール焼きビーフン)と鉄板のワンタン麺です。とっても美味しく頂きました。

Happy Mid-Autumn Festival

中秋快楽

旧暦8月15日が中秋節です。今年は明日9月10日がその日にあたります。お昼休み前に総務の女性が今日はみんなで中秋節の飲茶ランチだよ。一緒に行こうと誘ってくれました。ということで久しぶりの飲茶してきました。事務所から歩いてローカルのレストランに着くと中秋節をお祝いしているような集まりが多くのテーブルいます。依然としてコロナ感染規制があってひとつのテーブルには8人までしか付くことができません。同じ営業の担当と一緒に男性ばかりのテーブルにつきました。あまり変わり映えのしない DIM SAM(点心)が一気に配膳されてだれかが声をかけてお茶で乾杯です。ひとしきりたわいもない話をしながら食べて一服したところでテーブルにいる若い同僚たちに聞いてみました。

飲茶の点心の定番、シウマイです。日本のそれよりも大きくで中に入っている具も大きめでおいしいです。

最初はぼんやりとして質問として「Do you like China?」と言うと、中国は好きだよ。だって中国の技術力はすっごいよ。新幹線の駅の改札なんかは顔認識でだれも駅員はいないんだぜ。深圳の技術開発能力はとんでもないといった驚異的な技術力をまるで自分たちのことのように自慢していました。それから話題も和んだところで「How about national security law?」と聞いてみました。一瞬テーブルに居た全員が言葉を発せず気まずい一瞬の「間」が出来ました。「まずかったかな」と内心思っていると若手の一人が「It’s good for China」というとさっきの間が一気に笑いにほどけました。当然、テーブルについている全員が私のことを日本人と認識していて過敏になる必要はないと思っているはずです。将来の自由に対してはどう?と聞くと「Nobody knows future.」とのことでした。私には全員がどことなく寂しそうな顔をしているように見えました。それでも彼らは今、目の前の香港を精一杯に明るく生きようとしているように見えました。

私のお気に入り「チャーシューパオ」です。ふわふわの生地で甘辛く煮たチャーシューと野菜を包んで蒸した豚まんみたいな点心です。これも定番です。

無責任男の独りごち

そんな男の目線から見えたいろんなこと

香港に来たのは2011年10月1日だった。その前にも2年3ヶ月ほど香港には駐在員として赴任していたこともある。合わせると12年以上もここ香港に住んでいることになる。その間、ずっと家族と一緒だ。なぜ香港かと聞かれても答えは持ち合わせていない。強いて言うなら「流されて」と言ったところだろうか!

ご存知のように今、香港は大きな岐路に立たされている。岐路の意味は辞書によれば「道が分かれるところ」とある。残念ながらその意味では今の香港の将来には複数の道は分かれて見えてはいない。大きな一本道が一直線に伸びていてその先には何が待っているのか?香港の人たちは立ち止まって今まで歩んできた道を振り返りながら引き返すこともできずに仕方なくその一本道を下を向いて歩くしかないと覚悟を決めているようだ。

私には特に目指す思想とか心から陶酔している宗教とそんな縛りは一切ない。さらに周りから指図を受けることは大嫌いだ。もう少し言うといい加減で飽き性でもある。このブログはそんな私がそんな私の目線でいろんなことを書いていく「独りごち」です。不定期更新につき悪しからず・・・

普段の僕はこんな感じです 🙂

お見舞い申し上げます。

昨夜の地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

大きな地震だったようですね。ホテルのテレビでNHKワールドの番組が突然、臨時の地震速報に切り替わりました。アナウンサーの絶叫ともとれる注意喚起の声に3月11日のことが頭をよぎりました。今朝になって各県の被害状況が明らかになっているようですが、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を祈っております。

Enjoying Quarantine Day-6

今日で強制隔離生活も6日目に入りました。ちょうど今、日本のお客様との定例のビデオ会議を終えてコーヒーを飲んで休憩しているところです。今日の香港は晴れ、ホテルがある香港島側の気温は25度程度です。午後にはきっと27〜28程度まであがるでしょうね。いつもの香港の夏です。さぁ今日も一日、がんばりましょう。
追伸:昨日受けたPCR検査の結果も陰性でしたぁ 🙂

びっくりしたなぁ〜もぉ(><)

香港で地震かぁ?

昨夜、1時過ぎにベッドに入って気持ちよく寝入りについたのでした。どれくらいしてからか分からないんですが突然、ベッドが大きく左右に揺れて寝ている僕も大きくベッドの揺れに合わせて大きく揺すられて目が覚めまました。「うわッ地震だ」と咄嗟に思って身構えました。でもすぐに冷静に考えて「待てよ、今は香港だよな、香港で地震???んな訳ないよな」ベッドのサイドテーブルのデジタル時計を見ると02:38と無機質に薄暗い光を放ってました。

冷静になればなるほど変なことを考え始めました。窓の外に目をやると香港の高層ビルの窓からはポツン、ポツンと灯が灯っていました。今、マジに揺れたよなぁと自分で自分の意識を再確認して、これはポルターガイスト現象か?悪い霊の悪戯か?それとも実際にこれから起こると言われている大規模地震の予知能力でも芽生えたのか?もし、大規模地震の予知能力だとするとそれはいつだ?3日以内?それとも一週間以内か?だとすれば場所はどこなんだ?もし僕に予知能力が備わっているとしたら、世の中に貢献しないとそれを授けてくれた神様にお叱りをうけるかもしれないぞ!だとすると地震が発生するのはどこなんだ?関東か?関西か?北海道か?九州か?最近僕がなんとなく気になって思い出したあの人が住むところか?そんな妄想を巡らしているうちにまた寝入ってしまいました。びっくりしたなぁ〜もぉ 🙂

Enjoying quarantine Day-2

ホテルでの隔離生活がスタートしました。

昨日、夕方6時前に予約しておいた隔離指定ホテルに無事にチェックインすることができました。ということで空港でのPCR検査の結果は「陰性」でした。一安心です。上の写真はホテルの窓からの景色です。場所は香港島側の西常盤(Sai Ying Pun)にあるCOURTYARD by Marriott というホテルです。前回の強制隔離ホテルとは雲泥の差です。まず、部屋の広さです。倍ぐらいのスペースがあって快適です。それからWiFiの環境です。これも全くストレスなくアクセスできます。さらにテレビ、NHK world premiumを観ることができます。前のホテルでは香港のローカルテレビのみでしたのでこれも大きな違いですね。食事については・・・あまり変わりはないですね。昨夜の夕飯はクリームシチューにブヨブヨのパスタと味のない豆腐が入ったスープに大根がゴロゴロ入った薄味の煮物?そして今朝はお粥、これは日本人にも問題ない味付けでした。ただ、量が多すぎて残しちゃいました。お昼はビーフカレーに「芥蘭(ガイラン)」を大量に湯煎して少し塩味をつけたもなんですが、結構いけました 🙂

芥蘭(ガイラン)この写真は今朝私が食べたものではありません。あくまでもイメージですので悪しからず!

それにしても人って環境にとっても大きく影響をうけるものなんだなと改めて認識させられました。ある程度の気持ちのいい空間、インターネットのスピード、そして自分の意思で望めば聞くことができる日本語、今回のホテル強制隔離は快適に過ごせそうです。

今回のホテルです。適度にスペースがあって、ネットもサクサクです。前回のホテルは HKD650,今回はHKD990です。HKD340高いのですが前回は21日、今回は14日、私が感じていたストレスをHDK340の差額は十分に癒してくれることでしょう 🙂


明日、香港に戻ります。

日本の皆さん大変お世話になりました。

2月9日に日本に帰ってきてちょうど1ヶ月、2月は28日まででしたからね(笑
明日、12日に香港へ戻ります。今回の出張では本当に多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。また、お声かけをさせて頂きながらお会い出来なかった皆様、本当に申し訳ありませんでした。次の機会に是非、お伺いさせて頂いていろんなお話をお聞かせ頂ければと思っております。その時はどうぞ宜しくお願い致します。日本政府は3月1日付けで海外からの入国者に対してワクチンを3回接種してる場合は自宅でも自主隔離を免除すると規制緩和を実施しました。2月9日に帰国してから7日間の自宅隔離がなくなればもっと帰国し易くなりますね。次は6月頃かなと思っています。が、何の根拠もないのですが、すぐに帰ってきそうな気がしています。結構当たるんです。僕の予感は!

明日からはホテルで14日間の強制隔離生活です。元々予約していたホテルは新規感染者の急激な増加にともなって強制隔離ホテルに指定されてしまって、郵船トラベルさんが何とか探してくれたホテルもすぐに政府に横取りされてしまいました(泣 、日に5万人を超える新規感染者が発生している状況では致し方なしですね。香港の人口は約700万人ですからその率で見ると驚異的な数字です。

昨日、香港に戻るための条件のひとつであるPCR検査を受けてきました。結果は「陰性」で一安心してはいるのですが明日、空港や畿内での感染に少しナーバスになっています。あくまでも噂なのですが陽性者が隔離される施設は狭くて暗くでWiFiもないらしいのです。今日の香港の気温は26度だったそうです。狭くて暗くてきっとカビ臭い部屋でしょう。そんなところでエアコンの効きがよくないなんて想像しただけでサブイボが全身に広がりそうです。なんだかんだ言ってもしょうがないので運を天に任せて明日は5時起きです。

今日、3月11日は東日本大震災ですね。と、同時に今日3月11日は亡くなった兄貴の一周忌です。何にもしてあげられないけどせめて心の中で合唱

博多那珂川にかかる西大橋から望む夕暮れの「中洲」です。まん延防止等重点措置の影響もあってかこの日の中洲には僕が知っている以前の活気や人混みは全くと言っていいくらいありませんでした。また行くから待っててね 🙂

農暦新年そして、恭喜発財

HAPPY LUNAR NEW YEAR 2022

一昨日、香港で老若男女があつまる繁華街のひとつ香港サイドのCauseway Bayに行った時のことです。やけに空気が澄んでいて空がいつもより高く感じました。あぁ~そうかぁ~北京オリンピックのお蔭かな?中国でオリンピック期間中の排気ガスや工場から排出される煙などを制限してくれているお陰だろうと変に納得した次第です。真偽のほどは分かりませんので悪しからず 🙂


香港は農暦2022年を迎えました。2月1日~3日まで新年のお休みでした。私は4日(金)におやすみを頂いていたので今日、7日(月)が初出勤となりました。香港の行政機関は2月4日からオミクロンの感染拡大傾向を受けてWFH( Work From Home:日本で言うところの「テレワーク」)対応になると発表されました。香港でも連日、200人前後の新規感染者が確認されているんです。昨年末に初めてオミクロンが発見される前までは、ローカルではほぼほぼ0人だった新規感染者が一気に爆発的に拡大しているんです。政府の要請を受けてVTechでも一日置きにWFH体制をとることになりました。それでもそこそこ出勤している印象です。理由は「利是(レイシー)」です 🙂 ベテラン社員から若手社員にあげる「お年玉」です。VTech内の慣例行事になっていてお正月明けの最初の出勤日に「恭喜発財(ゴンフェイファッチョイ)」と言いながら「利是」をあげるんです。幹部の机の横に列が出来て、その列が幹部の机をひとつひとつ回っていくんです。ですが、なぜか???今年はそんな社内の恒例行事もなく終わりそうです。みんな遠慮しているのか私のところに来ないんです(><) まぁいいかって感じです。

香港はこの時期が一番寒くなります。でも短パンでOKです。服装については、嫁も娘ももう何も言わなくなりました 🙂

香港はこれから一気に忙しくなります。休みが明けてすべてが「オン」の状態に勢いよく入っていきます。この雰囲気が香港です。そんな香港が私は好きなんです。私も乗り遅れないようにギアを一段上げて頑張りマンモス 🙂

ここじゃ私はマイノリティ

日本基準のマナーは通じない

日本では電車内でスマホを使って会話をしたり音を出して音楽を聴いたりゲームをしたりすることはほとんど見かけなくなったと思います。車内アナウンスで度々聞かされているので自然に周知徹底されているのでしょうね。また、混んでる車内では座っているひとは足を組んだりしませんし、リュックは前に抱えて乗るのも至極当然過ぎるルールとして定着していると思います。ところが香港の電車内では大声でスマホで会話したり音楽をイヤホンを使わずに聞いたりしている人は普通にいます。私の個人的な印象ですがこれらの行為は老若男女に言えます。他にも会社の中でも同じで会議室に入っていってもドアを閉めなかったり、人のそばで大きな声で立ち話をしたり日本人の私からしてみると当然すぎるレベルのマナー違反です。でも気づいたんです。ここは日本じゃなくて香港なんだと!日本基準のマナーはここ香港では通用しないんです。ここじゃ自分がマイノリティであることを忘れてはいけないんです。日本基準で判断してはいけないんです。それでもすぐ隣で中国語の音楽を聴かされるとさすがに嫌になります。今朝社内で感じたことでした 🙂

今朝の通勤電車内の様子です。見える範囲にリュックを背中にしょった人が3人も見えます。前の駅で下車した人が多かったときも普通に背中にしょっています。これが日本ならどこからともなく「邪魔だ」とクレームが飛んできそうですね。

旧正月まであと2週間と4日

部品納期は依然としてひっ迫状態なり

個人的な感覚ではありますが、香港の街中や電車に乗っているともうすぐお正月なんだなという印象を受けるようになってきました。何か特別に何かが変わったという訳ではないのですが、どことなくそう感じます。強制隔離から解放されて3週間あまり経ちます。ほぼ毎日、コンサルタント契約を結んでいるVTechに出勤しています。今日、たまたま日本BUの責任者と立ち話をしました。年があけてからずっと忙しそうに工場側とビデオ会議であれこれ指示を出している様子はみていました。聞くと依然として納期問題がシリアスだとのこと、全然改善してねぇよと吐き捨てるようにして忙しそうに次の会議室へ向かっていきました。「Good Luck」というと「Thanks」との返事、コロナも部品納期もなかなか終わりが見えてきませえん。
2年ほど前にマレーシア工場の工場長と飲んでいる時に中国人とマレーシア人の特徴について質問したときの答えです。彼はマレーシアンチャイニーズなのですが、「なぜ中国人は出来もしないことを、できると言うのか」私が聞くと「それは出来ると言わないと仕事をもらえないからだよ」と笑って答えました。仕事がないと食べていけないだろ、マレーシア人は仕事をしなくても周りに自然の食べ物があるし、暖かいから仕事をしなくても死にはしない、だから仕事ものんびりしているんだよ。と説明してくれました。納得です。工場内でも中国人は就業時間がすぎても頼まれた仕事はしっかりやり切るけれどマレーシア人は時間がくると「はい、今日は終わり」と帰ってしまう。とも嘆いていました。工場はこれから旧正月前の最後の追い込みです。大変だぁ~ 🙂