どうなるんでしょうね?これからのものづくり!
今日の香港は朝からずっと曇りで昼間は少し雨がぱらついたりしてはっきりしない天気だったんですが夕方になって少し青空も見えるようになってきました。明日はスッキリと晴れてほしいものですね。
ところでスッキリしないのが中国でのものづくりですよね。これから先どうすればいいのか判断に迷うところですよね。2019年の終わりにコロナが発見されて2020年には規制強化で現地に行けず生産委託を中断せざるを得ない状況になってすでに2年が過ぎて3年目です。その間に部品納期の問題が発生して予定通りのものづくりが出来ずじまい。2020年の年明けから昨年の営業不振を取り戻すぞーっと気合を入れ直した矢先にロシアのウクライナ侵攻が始まってその影響は今は米国と中国の関係まで影響し始めています。不安定要素が多過ぎて会社の舵取りをする方々にとっては頭の痛い問題が続いています。
私的には今後のものづくりはMade in Chinaはいっそう敬遠されるようになるんじゃないかなと思っています。中国は今後いっそう「国産化」政策を進めて行くでしょうしロシアとの関係を維持する中国に対しては米国をはじめ西側諸国はOut of Chinaを加速していくんじゃないでしょうかね?確かに中国を魅力的な市場と見る向きはあるんですが中国自体が国産化政策(中国企業の製品を使おうという政策)をさらに強化していくと市場から撤退せざるを得なくなる時期が来そうです。意外と早いかも!
昨年後半から今年にかけて実はマレーシアでの生産に対する問い合わせはちょこちょこ頂いています。しっかり方針を決めておられる企業さんは隔離覚悟で現地に人を送ってビジネスの可能性を下準備しているところもあります。決断の時は今でしょう!