Knutsford Terrace

The Blind Pig.

The Blind Pigというオープンテラスバーです。ナッツフォードテラス端っこのバーです。

Tsim Sha Tsuiでお客さんとの打合せのあと、一人でぶらっと歩きながらKnutsford Terrraceまで歩いてみた。午後3時過ぎ、人通りは少ない。オープンテラスのバーの店構えもすっかり代わってしましまった。昔よく来たPapa Razziは今はない。Knutsford Terraceの一番端っこにあるThe Blind Pigに来た時だった。見覚えのある顔が私を見ていることに気づいた。「Jeffだ」黒いマスクで口元は隠れていたが、すぐに分かった。

私が初めて香港にきた2008年当時、Tsim Sha Tsuiのビクトリア湾に面した通りにKnutsford Terraceと同じ雰囲気のオープンテラスのバーが並んでいた。家族を日本に残して単身赴任の私はよく一人でいくお気に入りのバーがあった。生バンドが夜通し陽気な曲を聞かせてくれた。BULLDOK、いつの間にかスタッフみんなが私のことを覚えてくれて話しかけてくれるようになった。一言二言、英語で会話する。そうしている自分が好きで週末は必ずビールを求めて通った。その時のフロアマネージャーが「Jeff」だった。

恐らく10年以上の月日が流れているはずだ。にも関わらず、私のことをちゃんと覚えていてくれた。嬉しかった。グループのバーで使えるVIPカードを作ってくれて「See you soon」と笑って別れた。当時のことがいろいろ思い出されてとてもいい時間だった。

祝!HSBC口座開設

HSBC Business Account

HSBCにSantec HK Limitedのビジネスアカウントを開設することができました。パチパチパチッ このブログでも紹介したが、最初にコンタクトしたのは昨年4月7日です。今思うと無策な飛込みコンタクトでした。その後、申込みは出来たものの役員との直接面接が条件だと言われて敢え無く一時退却、グループ企業であるHang Seng Bankにも申込みして(これも電話やメールで何度もコンタクトして)イイ感じで手続きも進んでいたのですが、最後の最後で役員との面接をと言われてちゃぶ台返しみたいなキャンセル!

当然ですが、残金はありません。これからここに一杯お金がたまりますように(笑


それでも何とかしなきゃと思いばかりが焦ってしまってイラつくこともありましたが、昨年11月に知り合いのコネを使って再度、HSBCにアプローチしてやっと、やっと昨日、無事にSantec HK Limitedとしてのビジネスアカウント口座を開いてくれました。今朝、メールが届いてInternet Bankingも使えるようになりました。長かったなぁ~さぁ!これからです。何でもやってみようサンテック香港の挑戦の始まりです!

香港と日本間の船輸送費用

所さん、香港と日本間の船便が大変ですよ!

今日、知り合いに聞いた香港と日本間の船便に関するお話です。ご存知の方も多いかと思いますが中国で生産された製品について、急ぎや小物の場合を覗いてその多くは香港の港から日本まで船便で運ばれます。その船便のコストが今、とんでもないことになっているんです。

少し前にこのブログでもご紹介しましたが今、輸出で使うコンテナが不足しているんです。欧州に行ってしまったコンテナが全然香港に戻って来ないという状況は今も続いています。それも大きく影響してのことだと思いますが、香港から日本までの40フィートコンテナの船賃がなんとUSD2450(日本円で約254,000円)まで高騰しているんです。香港ドルではありません。米ドルです。コロナの影響を受ける前まではおおよそですが、USD100 – 150(日本円で1万数千円程度)でした。それが25倍近くに跳ね上がっているんです。どれだけ異常な値上がりかご理解いただけると思います。

理由はコンテナ不足です。通常、船の輸送の場合は目的地まで行く間にいくつかの港に立ち寄って空になったコンテナを集めて行ったり来たりしているんですが、今、そのからのコンテナがないので目的地から戻ってくる費用までを上乗せしたりして結果、こんなとんでもない値段に釣り上がっているようです。

さらに船会社は基本的に国レベルの企業が運営しています。フォワーダーさんは船会社のある意味、いいなりという背景もありそうです。それにしてもこの状況はさすがに大問題です。噂らしいのですが、中国のフォワーダー会社が集団で船会社を訴える準備をするめているとかいないとか・・・

Knutsford Terrace

ネパーリアンの「彼」は、今いづこ?

懐かしの Knutsford Terrace

いつもニコニコしながらテーブルにやって来ては、「これ大丈夫、美味しいよ」と言いながら赤ワインを進めてくれた「彼」は今どこにいるのだろうか?私が前職の駐在員として香港にいた2008年頃、よく行ったカオルーンサイドにある Kutsford Terrace(ナッツフォードテラス)に「Paparazzi(パパラッチ)」というイタリアンレストランがあった。僕はここのテラス席でビールを飲むのが好きでお客様との食事のあと、何度も通っていた。昼間も少し早めに仕事を終えて夕方から一人でビールを飲むこともしばしばだった。写真の彼はここ Paparazzi のフロアーマネージャーなのだろう。すぐに私のことを覚えてくれて遠くから私の姿を見つけてはニコニコしながらテーブルを勧めてくれた。そしていつもドリンクメニューを持ってきては高いワインから勧めてくるのだった。その都度、僕が「No no, cheeper one」とい言うとまたまたニコニコしながらカタコトの日本語で「これ?大丈夫?これこれ」懲りずに高めのワインを勧めてくるのだった。そして最後に中位の値段のワインに落ち着くのだった。

時は流れて、2011年頃にはすでに彼は Paparazzi の系列店に異動したらしく、彼の名前を忘れてしまった僕は彼の足跡を追うこともできず今に至っている。ネパール人の彼は今、いづこ?香港で奥さんと子供一人の3人家族だと言っていた。またいつの日かばったりと会えることを楽しみにしている。

明日あたり、夕方、ひとりで Knutsford Terrace に行くと「彼」に会えたりするかもしれないなぁ〜

巣ごもり需要で大変だぁ~!

ビジネストラック?

日本政府もやっと外国からの入国制限の強化に乗り出しましたね。菅首相も慣れない「ビジネストラック云々」とか変に分かりづらいカタカタ言葉なんか使わずにひらがな・漢字の表現がいいのではないかと会見をみて思った次第です。もしかしたら小池都知事の影響なんですかね(笑
ところで、昨日、日系の電子部品メーカーの香港支店の責任者さんと近況の情報交換でお会いしました。その方は香港生活20年以上で香港中国の電子部品業界の裏の裏まで知り尽くしている方です。興味深い話を伺えたのでご紹介したいと思います。まず電子部品の状況ですが俗にいう「巣ごもり需要」が要因となってほとんどすべてのお客様へ納期遅延を起こしているそうです。特に車関連は今まではジャストイン方式で必要なもを必要な時にが基本だったものを、1.5か月分程度の先行手配をしているとの事でした。また、もう一つ厄介な状況として中国の代理店などは「投資目的の追加発注」をしているそうです。通常価格で仕入れて市場の逼迫状況をいいことに高く売り抜けて利益を稼ごうとしているのだそうです。このような代理店からの注文に対して過去の受注履歴と比較して該当するもの以外はすべて受注拒否をしているとのことでした。忙しいこの時期に余計な手間をかけさせられてとお怒りでした。当分の間はこのような状況が続く印象だとのことでした。

ロックダウン


そして、コロナです。自社の部品工場は中国東部にあるとのことですが、周辺の市街地がコロナでロックダウンしており従業員が工場へ通勤できない状況なのだそうです。稼働率は50%程度にまで落ちており、前述の納期逼迫の状況も重なって困っていると話されていました。その中国へは行こうと思えば行けるんです。事前に香港の入境事務所に中国のVISAを申請してそのVISAと中国政府が指定したホテルの予約証明を持っていけば入国できます。入国後は21日間、ホテルでの自主隔離です。また、中国から香港へ戻るときは香港の永久居民VISAを持っていれば中国側で検査を受けて陰性証明を示せば香港側で自主隔離の必要はありません。私は行きませんけどね(笑

如何だったでしょうか?今回のような生の情報は不定期にはなりますがこのブログで紹介していきますね。ご期待ください!

嫌なことは忘れて、まぁ~一服しましょう(笑

行動基本方針

1)思いついた事は行動に移すこと


思いついた事は心に留めずまず、誰かに話をすること!誰かに話をすることで事が進むこともある。話すことで話題が広がる。話すのはタダやしダメでもともとだ。躊躇しない、周りは気にしない、思いついた事を誰かにまず話しをすることを行動基本方針とします。

2)自分がいいと思った事は諦めないこと


いいと思った事は諦めない。一度や二度、断られても決して諦めない。話をして、また話をして違った角度からまた話をしてみることだ。諦めないで話をしていると新しい方向性が見えてくるものだ。そこから新しいヒントやアイディアが生まれることもある。自分がいいと思ったことは決して諦めないことだ。

日本の緊急事態宣言vs香港の防疫規制

明日から東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を対象に緊急事態宣言が発出されることになりましたね。過去に経験したことのない新型コロナに対して日本政府は感染者拡大の押さえ込みの対策に取り組んでいるんでしょうが、いろんな立場の人からいろんな意見が出されて、いろんな人全てに対応しようとしていて結局、いろんな人からいろんなクレームが出ているって状況ですね。えらい時期に引き継いでしまって菅総理が可哀想に思えてきました。きっと心の中で後悔しるでしょうね。

それに比べて香港政府の対策はトップダウンで徹底されています。1月6までと決めていた感染対策規制措置をいとも簡単に1月20日まで延長しました。その規制の内容は公衆の場でのマスクの着用、レストランの入場制限、遊技場・カラオケ、スポーツ施設の閉鎖、飲食店やバーの営業時間は午前5時から夕方6時まで、お店に入る時は必ず検温などなどです。違反者にはHKD5000ドル(¥66000程度)の罰金です。

海外からの入境に関しては非香港居民は入境不可、香港居民は入境後21日間の強制隔離(3月31日まで)、中国・台湾・マカオに連続21日間滞在した場合は、香港居民・非香港居民は香港入境後に14日間の隔離、中国・マカオ・台湾以外の国や地域に過去21日間に2時間以上滞在した場合は21日間の隔離措置が適応されます。強制です。日本のように「自主隔離」ではありません。これくらい徹底しているお陰で12月頃に100人前後で推移していた新規感染者の数も最近は30〜50人程度まで下がってきています。昨日の新規感染者は33人でした。

香港からみていると日本の対策内容は中途半端ですね。きっと2月になっても感染者の状況は収まらないでしょうね。心配です。

少し前に行った九龍塘サイドの Tsim Sha Tsui 駅の出口です。コロナが広がる前は観光客や中国からきた人々で混雑していた場所ですが、ご覧のような状況です。

香港の春節までは

改めまして、サンテック香港を今年もどうぞよろしくお願い致します。2021年1月4日、今日から業務再開です。サンテックテクノロジ(福岡本社)は明後日1月6日から新年がスタートします。ところでちょっと気になって年間の祝日が何日あるのかネットで調べてみました。香港は17日(2020年実績)で日本は16日でした。私の印象としては日本のほうが多いと思っていたので意外でした。きっと日本は土日とくっつけたりして長い休みの印象があるのでしょうね。それに比べて香港は祝日が土日に重なっても振替え休日はないので少し損した気持ちになったりします。ただ、日本と比べると「仕事をしなくなる期間」は圧倒的に長いと思います。ちょうど年が明けたこの時期は、昨年のクリスマスイブから始まるホリデー気分から続く新年のお休み(実際には12月31日まで会社は業務することになっていますが)気分が続きます。今年はたまたま2日、3日が土日だったので1日からの3連休でした。そして香港はこれから本格的なお正月、春節を迎える準備で街中がざわざわし始めます。ご存知のように旧暦の1月1日をお祝いするのですが、毎年その日程は変わります。ちなみに香港の春節のお休みは2月12日~15日までです。(中国は2月11日~17日)クリスマスイブから始まる「ホリデー気分」はこの春節が終わるまで続きます。念のため記しておきますが、あくまでも私が感じている「お休みの気分」ですので、会社の業務はカレンダーどおりです。悪しからず !

香港で春節の時期によくみられる「ライオンダンス」です。

令和3年1月2日

昨日の元日は奥様手作りの「雑煮」を食べて家でのぉ〜んびりと過ごしました。そして今日、ちょっぴり早起きして得意のパン作り(令和初)をしてお昼に家族で食べました。それから香港島のCauseway Bayという中心地に買い出しに行ってきました。Causeway Bay、名前はお聞きになった方も多いと思います。香港の若者が雨傘運動で大規模デモを実施した場所です。今はごくごく平穏なもとの場所に戻っています。

日本のニュースで見ると都知事と周辺の県知事さんが緊急事態宣言の発出を政府に検討依頼したそうですが、その規制内容が飲食店の営業時間を8時から7時へ前倒と知りました。香港はずっと前からレストランやバーの営業時間は午前5時から夕方6時と規制されています。ただ街中の人々の往来はだいぶ普通に戻ってきています。夕方行ったCauseway Bayは普通にまっすぐ歩けないくらいの混雑でした。

嫁さんと夕食を食べながら話をしたのですが、お店で大人数で飲んで大きな声で話しをすることで感染が広がってることを早く規制したほうがいいのになぁ〜と、でも日本はトップダウンで規制を徹底することが出来ないから香港のような徹底した規制で新規感染者を抑え込むことはしばらく出来ないでしょうね。きっとこれから益々新規感染者の数は増えていくんだろうなと心配しています。ちなみに昨日の香港の新規感染者数は35人でした。

Hong Kong Causeway Bay, Times Square

今年も宜しくお願い致します。

私ごとで恐縮ですが、喪中につき新年のご挨拶を控えさせて頂いております。ご容赦ください。

2020年、サンテック香港としての新たな体制での出発の年でした。不本意ではありましたが、満足な貢献ができずにいつの間にか一年が過ぎてしまったという感じでした。
2021年、新しい一年が始まりました。今年はサンテック香港として具体的なビジネスを何としても確立しなければなりません。VTechへの部品納入、そしてEMSビジネス、板金加工部品のビジネス、新しいビジネスモデル等取り組みたいビジネスがたくさんあります。どうか本年も宜しくお願い致します。

福岡市早良区ももち浜

サンテック香港
MD 渡邊春喜